Baseball Concrete Blog

主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

野球北京五輪を見て

マネー・ボールはじめセイバーメトリクス界隈では散々言われてきたことですが、攻撃において肝要なのは何よりも「アウトにならないこと」です。
野球の攻撃とは様々な手段を講じてホームを踏むことを目指しているようでいて、単純にはアウトを取られるか取られないかの二極的なせめぎ合いとも言えます。
何しろアウトにならない限り永遠に点が入るのですから。
出塁率はその野球の根幹を表した数字で、実際には出塁率10割は無理です。
現実のレベルでは3アウトを計上するまでの間にいくつもの成功(=アウトにならないで出塁すること)を集中させるのはとても難しいことだと言えます。
その“集中させることの難しさ”を解決する手段はとにかく個々の出塁の確率を高めること、少ない数の集中でも得点が入るように質の高い出塁(長打)を追求すること。

まぁ、結局は何がどれだけ大事なんだという話。
例えば解説の方が「アウトになったとしても日本の全力疾走が相手にプレッシャーを云々」とか一生懸命言っていても、どこかから「で、それがどうしたの?」って声が聞こえてくる気がするんですよね。
良いアウトか悪いアウトかよりもアウトか出塁かのほうがその局面にとって何百倍も重要です。
日本の精神性においてどれだけ重いものであろうが、野球の勝敗に強い影響を与えないならば勝利に貢献しない。
「アウトになったとしても走者を進める打撃」だとか、その意識のために出塁率や長打率を犠牲にしていたらどうか。
よくあれだけポジティブシンキングというか、深い見方をされているようですが、ゲームの構造の根っこから遠い要素をいくら煮詰めても影響は薄いままです。
何が重要なのか、何が重要でないのかってのを改めて考え直さないといけないんじゃないでしょうか。
先頭打者への四球とか失策とか、精神性としての嫌悪がいつの間にかその嫌悪の分試合に悪い影響を与えているかのような認識になってしまっている気がします。
精神論が現実の認識に滲んでいる、というか。

僕のようなただのファンからすれば特に、スポーツなんて結局は娯楽に過ぎませんから(特別な思い入れがないとかって意味じゃないですよ。なんだかんだ言ったとしても最終的な拠り所はなんとなくの好き嫌いだってことです)ゲームとしての効率を追求しなくても、宗教的な活動で別に構わないのですが
勝ちにこだわるというならばもう少しそれらしいものを見たかった気がします。勝ちへのこだわりというのが一応根本的なものですから。
というか今回気付いたのですが国内で大体同じ状況同士の試合を見ている限りは言ってもそれほどは気にならないってことなんですかね。
国際大会でまざまざと見せつけられた気分なのは。

まぁなんというか荒らっぽいエントリーで申し訳ないですがひとまず各チームの頑張りに拍手を送りたいと思います。

スポンサーサイト

星野監督がタイブレーク制導入に激怒

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=npb&a=20080727-00000031-nks-base

直前にいきなり言われたってことについてとりあえず声を荒げておいて、あとは適当にやればいいんじゃないでしょうか。
別に閉鎖的な「野球」に拘らなきゃいけないこともないし、そうなったらなったで僕はあまり魅力を感じないかもしれませんし。
今回の話と直接繋がるかはわかりませんが、「伝統だから守る」みたいのって好きじゃないんですよね。
方式が日本に不利かどうかはあながちなんとも言えないと思います。

ところで最近セ・リーグでもDH制を導入して欲しいとぼんやり考えます。
投手の打撃成績はどんどん下がってきているということで、ほとんど打てないわけですから、その打席を見るなら他に見たい野手がいるかなと。
単に好みでしょうけどね。
ただ「野球とは」なんていうのは誰に律する権利があるものでもないと思うんで、結局は好みの集合でしょうから。

ゴンザレスが薬物違反

ゴンザレスが薬物違反…1年間出場停止、巨人は解雇
http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20080526-OHT1T00251.htm

あかんですねぇ。
まぁこのぐらいの選手を毅然と切ることは比較的容易にできるでしょうが
もし日本人選手とかで違反がザクザク出てきてしまった日にはちゃんと対応できるのか。

それにしてもゴンザレスが活躍していただけに嫌な感じが残りますねぇ。
優勝できなかったときのことは仕方ないにしても、優勝したとき、外部からはつつかれるでしょうし巨人の真面目に頑張っていた選手たちにも(ゴンザレスがいなくても優勝できてたような結果を残したとしても)嫌な後味としては残るんじゃないでしょうか。
まぁ、本人は否定していますけれども。禁止薬物が検出されたというのは科学的な事実として出てしまったわけでどうにもならないんでしょう。

また、意図的でなかったら強く処分されないべきかというと、そうではないと思います。
意図的にズルをしたならそれは問題ですが、そもそもは条件に違いが生まれることが競技としての問題ですので
無意識でもそれをやってしまう選手には責任がある。
具体的には、「ドーピングをする」ことをしない注意を持つのは当たり前でそれに加え「ドーピングをしない」ことも積極的に注意しないとならないはず。
自分からしていなくても、ドーピングをしないことが出来なかった時点で管理能力の不足(ましてつい最近ミッチェル・レポートとか騒がれたのに注意を払えないようでは)としてその選手には問題があり、処分の形は変わるかもしれませんがいずれにしろそれなりの対応が必要になると思います。
とんでもない不可抗力かもしれないし、今回のケースについて実際のところはわからないのですが。

大量点差で盗塁認めず

大量点差で盗塁認めず…日本野球規則委員会が決定
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/etc/news/20080110-OHT1T00232.htm

気になる記事。
盗塁を記録しないのがどのような場面なのかというのをきっちりしてもらわないと不公平が出ます。
例えば盗塁王争いなどは結構僅差の争いになりますし、誰が盗塁王になるかによってお金も動く。重要なところです。
個人的には(曖昧なくらいだったら)全てのケース盗塁を記録すればいいと思っているんですが。

あまり知られていないかもしれませんが走っても盗塁を記録しないケースがある、という内容はこれまでの規則にもありました。

走者が盗塁を企てた場合、これに対して守備側チームがなんらの守備行為を示さず、無関心であるときは、その走者には盗塁を記録しないで、野手選択による進塁と記録する。
      【注】 たとえば、走者一・三塁のとき、一塁走者が二塁を奪おうとした場合、捕手が三塁走者の本塁への突入をおそれて、送球しなかったときなどには、たとえ守備行為がなくても、本項を適用しないで、盗塁を記録する。



点差というより、守備が無関心であった場合それは野手選択による進塁であるということですね。
今まではこれがあるにも関わらず盗塁を記録していたという形。
メジャーでは記録しない方向でやっているらしいのでそれに追随したのと共に、去年あった古田監督が大矢監督に怒鳴るシーンが影響したと思うのは自分だけでしょうか。
どの程度話し合われたのかはよくわかりませんが、記録員の主観でブレる範囲をできるだけ減らして欲しいものです。
後から争うのも嫌ですからね。

球界のセイバーメトリクス導入

プロスポーツのデータ集計を行っているデータスタジアム社のGMのブログより。
ウィンターミーティングの様子についてです。


とにかくどこのチームも例外なくデータの重要性についてかなり言及していた。

例えばCubsで30年のスカウト歴を誇るかなり年配のスペシャリストでさえ、最新のテクノロジーの優位性とデータ分析を既に自分の武器として身に付けていた。選手編成にセイバーメトリクスを活用しているチームもいくつか見受けられた。


こういった会話は我々データを扱う会社だから出てきた話では無いように思う。おそらく普通に選手のトレードやその他の話をしていても頻繁に出てくる話なのだと思う。

その証拠に日本から来ていた球団幹部がこの分野での日米の差について非常に危機感を感じておられたのが印象的だった。


http://ameblo.jp/1500031/entry-10059384218.html




やはりこういう感じになっているようです。
米国ではセイバーメトリクスの導入などが日本より進んでいて、その事実に気付くと焦りだす。
日本でも最近では「あそこのチームの関係者はマネー・ボールを読んでいるらしい」というような噂が流れたりもするようになりました。
まぁ、当然の流れなんでしょうね。
例えばヤクルトはかつての古田監督が「打者は出塁率と長打率を重視する」と言っていましたし
ガイエルのように打率は悪くともOPSで優れた外国人を発掘してきています(まぁチーム的には四球の数は多くないんですけど)。
各チームにも徐々に出塁率の重要性などが浸透してくるでしょう。

向こうではベテランのスカウトマンまでもがデータ分析を導入しているというから感心。
「俺の勘に任せとけや」になってしまいそうな気もしますが、柔軟なんですね。
例えばフォームの良さや将来性を見極めるスカウト能力に関しては否定する必要はありませんが
データも加えればより客観的に、確実にスカウティングを行うことができるようになるのは明白です。
マネー・ボール的な考え方、導入すればいいのになと思う球団ありますよね…

 | HOME | 

プロフィール

管理者:クロスケ

野球全般好きで、プロ野球をよく見ますが特定の球団のファンではありません。
セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

Baseball Concrete



RSSフィード

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。