Baseball Concrete Blog

主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

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ソフトバンク、パウエルを強奪?

http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20080130-OHT1T00043.htm

ルールに隙があるなら突いていくぐらい自分たちの戦力の最大化に努力する球団がある、ということは嬉しく思うのですが
脆い地面を踏み荒らしてしまったというか、「泥沼」に片足突っ込んだ感があるのは事実。
果たしてこの問題の決着がどうなるのか……見守りましょう。
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宮崎キャンプ 現地からのファンレポート募集

http://www.giants.jp/G/gnews/news_20080125_0001.html


>★ラミレス選手がウインクしてくれました。うれしい!しびれるぅ!

なんとも言えない味のあるサンプル。

捕手…盗塁阻止以外の補殺

いつだか買った週ベの記録特集号を見ながら全捕手の盗塁阻止成績を打ち込んだんですけど
阻止率の平均ってセパでほぼ同じ(.292と.290でセのほうが若干高い)なのですね。
なんとなく、阻止率ランキング上位の数字を見るとパのほうが平均が高いのかと思っていました。
あの球団の存在を忘れちゃいけなかった…

んで折角打ち込んだので、捕手の補殺数から盗塁阻止による補殺数を抜いた数字を出してみました。
盗塁阻止以外の守備プレーを評価するために。
刺殺も含めたかったのですが「捕手の奪三振数」が正確にはわからないのと球場特性にかなり左右されるであろうところを嫌ってしまい。
補殺にしても、関与できる可能性のある機会の絶対数が少ないうえバントなど相手の選択の影響を大きく受けそうですけどね。

野球記録あら?カルトの守備イニング数を参考に、300イニング以上の捕手で。

補殺ランキング


両リーグごちゃ混ぜです。

巨人・ボール球スイング率

以前の集計から、暇な時にちょいともう何試合か集計してみました。
読売公式の情報を参照しているため巨人の各打者。

巨人各打者ボール球スイング率

多少意味ありそうなサンプル数なのは高橋由から阿部まで。
18試合・72~80打席分です。
打席に対する四球の割合が少ない谷はやはり早打ちなわけですが、ラミレス(2007規定打席到達中最も四球の割合が少ない打者)はさらに早打ちなんでしょうか。
ビリー・ビーンが気に入りそうなのは高橋由ですかね。

人的保障 岡本真也の成績

やはり色々難しい人的保障のプロテクト。
中日から西武への移籍は岡本真也になったようです。中継ぎの柱ですね。
これまでの成績を見てみると

岡本真也通算成績


普通に良い投手です。
多くの試合投げるタフさもあり、三振を奪う球の威力もあり。
やはり28人枠ではどうしても、一軍で活躍できるクラスを持ってかれることは仕方ないんですね。
中日は多彩な魅力ある若手投手が結構出てきてますから…
若手>ベテランと判断したのでしょう。

ボール球スイング率

2007年セ・リーグで、1位巨人のチーム打率は.276。出塁率は.335。
それに対して2位だった中日は打率.261で出塁率.338。
巨人のほうが打率は高いのに出塁率は低い結果となっています。
中日はリーグ断トツで四球が多い。
これは何故なのでしょうか。打者のボールの見極めに違いがあるのか。

そういえばマネー・ボールで「各打者がボール球にどのぐらいの割合で手を出しているか」という数字が紹介されていました。
手を出さないほど優秀で、ボール球を高い確率で振ってしまう打者は「ミスター・なんでも振ります」と呼ばれネガティブに捉えられます。
あれってNPBの各打者で見るとどんな感じになっているのでしょうか?

そんなところから出発してちょっと記録を調べてみようかなと思い立ち。
データ関係の会社は絶対全打者のデータを所有しているだろうと思われるしどこかで見られるのではと思ったのですが
とりあえず見つからなかったのでWebサイトの記録を元に少し自力で集計してみることに。
巨人と中日の試合に絞って9試合、各打者が「1打席あたり投手にどれだけの球数を投げさせたか」と「ボール球にどれだけ手を出しているか」を調べました。
色んな意味で危ういデータなことはご了承下さい。

巨人・中日各打者ボール球スイング率


今回調べた範囲では阿部が「ミスター・なんでも振ります」っぽいでしょうか。
別に四球が少ない打者ではないので、変な得意ゾーン&山張り系のスイングあってこそかなとは思いますが
30打席以上調べた中では最も相手に球数を消費させず、ボール球にも手を出してしまっています。
あと谷や二岡など見て思うのですが早打ちな打者が必ずしもストライクボール構わず振っているというわけではないようです。
ボールに手を出さないことと球数を多く投げさせることはそうそうはっきりは繋がらないようですねぇ。
この程度の不十分なデータでは何とも言えないというところでしょうか。
(どうせならもっと調べようかなとも思ったのですが「きちんと調べたデータが何かに載っているのでは」という気持ちがどうにもあって、この辺に留めてしまいました)
訂正:中日のほう、球数平均が多いという意味の青文字をウッズにするはずが間違えて森野になってますね。前述の通りデータそのものがハンパなので訂正したところであまり意味がないんですけど。

大量点差で盗塁認めず

大量点差で盗塁認めず…日本野球規則委員会が決定
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/etc/news/20080110-OHT1T00232.htm

気になる記事。
盗塁を記録しないのがどのような場面なのかというのをきっちりしてもらわないと不公平が出ます。
例えば盗塁王争いなどは結構僅差の争いになりますし、誰が盗塁王になるかによってお金も動く。重要なところです。
個人的には(曖昧なくらいだったら)全てのケース盗塁を記録すればいいと思っているんですが。

あまり知られていないかもしれませんが走っても盗塁を記録しないケースがある、という内容はこれまでの規則にもありました。

走者が盗塁を企てた場合、これに対して守備側チームがなんらの守備行為を示さず、無関心であるときは、その走者には盗塁を記録しないで、野手選択による進塁と記録する。
      【注】 たとえば、走者一・三塁のとき、一塁走者が二塁を奪おうとした場合、捕手が三塁走者の本塁への突入をおそれて、送球しなかったときなどには、たとえ守備行為がなくても、本項を適用しないで、盗塁を記録する。



点差というより、守備が無関心であった場合それは野手選択による進塁であるということですね。
今まではこれがあるにも関わらず盗塁を記録していたという形。
メジャーでは記録しない方向でやっているらしいのでそれに追随したのと共に、去年あった古田監督が大矢監督に怒鳴るシーンが影響したと思うのは自分だけでしょうか。
どの程度話し合われたのかはよくわかりませんが、記録員の主観でブレる範囲をできるだけ減らして欲しいものです。
後から争うのも嫌ですからね。

球界のセイバーメトリクス導入

プロスポーツのデータ集計を行っているデータスタジアム社のGMのブログより。
ウィンターミーティングの様子についてです。


とにかくどこのチームも例外なくデータの重要性についてかなり言及していた。

例えばCubsで30年のスカウト歴を誇るかなり年配のスペシャリストでさえ、最新のテクノロジーの優位性とデータ分析を既に自分の武器として身に付けていた。選手編成にセイバーメトリクスを活用しているチームもいくつか見受けられた。


こういった会話は我々データを扱う会社だから出てきた話では無いように思う。おそらく普通に選手のトレードやその他の話をしていても頻繁に出てくる話なのだと思う。

その証拠に日本から来ていた球団幹部がこの分野での日米の差について非常に危機感を感じておられたのが印象的だった。


http://ameblo.jp/1500031/entry-10059384218.html




やはりこういう感じになっているようです。
米国ではセイバーメトリクスの導入などが日本より進んでいて、その事実に気付くと焦りだす。
日本でも最近では「あそこのチームの関係者はマネー・ボールを読んでいるらしい」というような噂が流れたりもするようになりました。
まぁ、当然の流れなんでしょうね。
例えばヤクルトはかつての古田監督が「打者は出塁率と長打率を重視する」と言っていましたし
ガイエルのように打率は悪くともOPSで優れた外国人を発掘してきています(まぁチーム的には四球の数は多くないんですけど)。
各チームにも徐々に出塁率の重要性などが浸透してくるでしょう。

向こうではベテランのスカウトマンまでもがデータ分析を導入しているというから感心。
「俺の勘に任せとけや」になってしまいそうな気もしますが、柔軟なんですね。
例えばフォームの良さや将来性を見極めるスカウト能力に関しては否定する必要はありませんが
データも加えればより客観的に、確実にスカウティングを行うことができるようになるのは明白です。
マネー・ボール的な考え方、導入すればいいのになと思う球団ありますよね…

赤松の二軍成績

先程の記事のついでで、赤松の二軍での成績。

赤松真人二軍成績

三振率=打数÷三振   四球率=打席÷四球


毎年250打席程度立ち、2005年はウエスタン・リーグ首位打者、2006年も規定打席到達者中打率1位と素晴らしい成績を収めています(※2006年の首位打者は規定に若干足りなかった阪神の狩野)
ただだんだん成績が悪化しているのが気になりますかねぇ。
三振は少なくなっていってますが、四球の割合は減ってきていて出塁率の低下は相当激しい。
BABIPも2005年で4割あったものが2007年では2割台。結果が出なくなって焦って当てにいってヒットにならない悪循環…とか?
まぁ見ていないのでなんとも言えません。
盗塁は数、成功率共に良好。

マネー・ボール




今更ですがマネー・ボール
ちょっとマネー・ボールに絡めた感じの記事とか書きたいなと思ってきたのでまずそれ自体を紹介します。

『マネー・ボール』は野球をデータから客観的に分析(セイバーメトリクス)することを楽しむような人たちの会話には合言葉のように出て来る本のタイトルです。
「マネー・ボールに出て来る例の~」「マネー・ボールによると~」
なんていうふうに。
マネー・ボール自体は野球の統計的分析について詳しく書いてある本というわけではなく、あくまでノン・フィクションのドキュメント。
選手の総年俸が低いオークランド・アスレチックスが何故毎年勝てるのだ…?という疑問から出発して、球団フロントの革命的な手法を紹介しています。

その中に最近急速に普及しつつある(と思う)出塁率の重要性などが書かれているわけです。
出塁率は得点との関係が強い。打率なんかよりもずっと。
しかしこれまで伝統的に四球を選ぶ能力などは重視されず、出塁率の高さは過小評価を受けてきたのでそこに長所を持った本来優秀な選手をアスレチックスは安く買い叩くことができた。
ドラフトについてや投手の評価についてなども書かれています。
巷では結構論争になりがちな「盗塁やバントの否定」なども。

重要なことは、これまでの伝統的な価値観に流されず真実を追究するところにあるはず。
「真に重視すべきはなんだ?」「守備力とは本当に言われているほど重要か?」………
主観に惑わされないように客観的な資料を使い考えるところが素晴らしいのであって
結論がマネー・ボールの例の通りである必要は全くないと感じます。

というのも、どうも野球というスポーツはドラマを求められる傾向にあり、主観を排除しデータに拘るような方向性はアレルギー的な反応で嫌われることが多い気がするのです。
これまでの常識と合わないからといって毛嫌いするのはもったいない。
いわゆるファンはまだしも、球界にもなかなか受け入れられないようで。
しかし例えば球界全体がマネー・ボールにあるような事実を受け入れない状況であればあるほど
それを知っているものは有利になります。
先程もちょっと触れましたがアスレチックスのGMビリー・ビーンは、他球団が(実は)有益な選手を主観に基づいた判断で過小評価すればするほど安く買い叩くことができた。
逆に(実は)それほどでない選手を伝統的な視点に受けやすい要素で過大評価すればするほど、さして痛手にならないにも関わらず高く売りつけることができた。
そのようにデータで冷静に真実を見抜いて他よりも遥かに効率的に球団を運営する痛快な「出し抜き」感が描かれているのが面白かったりします。
(余談ですが、セイバーメトリシャンには的確な数値分析の類が広く認知されることを望む人が多いらしく自分も基本的にはそうですが、まだそんなに広まっていないという状況も少し面白いと感じます)

あと逆に、「信者」のようになる場合もあるみたいですね。
個人的には、マネー・ボールに書かれている例が唯一の「正解」ではないと思いますが…
よく言われるところですが結局のところ貧乏球団がなんとかプレーオフに出場するための戦略に過ぎなかったりもしますし。ある年のNPBのチーム別得点数・犠打数だけ見て「やはり犠打の多いチームは得点数が少ないので犠打はやるべきでない」と結論付けているウェブサイトを見たことがありますがそれもどうかなぁと思いますし。


どちらにせよマネー・ボールが野球好きにとって非常に刺激的な内容であることに間違いありません。
そう遠くないうちにこの本に書いてあるような考え方は日本球界にも広まっていくものと思われるので
読むなら早いうちに読んでおくと面白いかもしれません。
基本的にはドキュメントであって人間ドラマなど味わえるので数字に身構える必要はないです。



文庫


盗塁阻止にかかる時間

自分なりにやり方を調べて映像を解析してみました。
(今までストップウォッチで測っていたものを映像ソフトに入れて見てみた)
でも、フレームレートっていうんですか?コマ送りにして見ても細かさに限界ありそうですね。
まぁとりあえずきっちり厳密でないかもしれないことはご勘弁頂くとして
youtubeにアップされている以下の映像をご覧下さい。
セ3強のレギュラー捕手、阿部・谷繁・矢野の盗塁阻止シーンがそれぞれ見れます。


05:40あたり



00:17あたり



02:10あたり



見れますでしょうか。阿部・谷繁は盗塁を成功され、矢野だけが刺した形になっています。
これらのプレーに関して捕球の瞬間を計測開始時点とした「リリースまで」「二塁到達(ベースカバーの野手が捕球する)まで」「走者へのタッチまで」のタイムは以下の通り。

阿部・谷繁・矢野 盗塁阻止タイム


ちょっと谷繁のプレーが、野手の捕球が微妙で比較に適さないのですが他にこれという動画を見つけていないのでご勘弁を。
んで、こうして結果を見ると最終的に走者に触れるまで最も長い時間を要したのは矢野の送球だがその矢野が唯一刺しているということになります。
捕手の力量と盗塁阻止結果が必ずしも一致しないことは当然のように認識されていはいますが、改めて具体的に証明された形。
だから捕手の盗塁阻止能力は二塁到達の平均で見るべきだと思っています。
実際に速さを見るというのも、人の目は意外と「ダイナミックな投げ方かどうか」などに惑わされやすいので
やはり映像から測るのが確実かな、と思います。
ちなみに以前ストップウォッチで計測したのと大体同じ結果でした。
リアルタイムで、一期一会で測るとかでなければストップウォッチでも十分かも。
ていうかこんなことを追求するのなんて少数派?

ついで:一番上の動画で見れるTSUYOSHIの内野安打の際の一塁到達タイムは3.87です。

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管理者:クロスケ

野球全般好きで、プロ野球をよく見ますが特定の球団のファンではありません。
セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

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