Baseball Concrete Blog

主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

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やってましたね


2008年新人選手選択会議


事情は疎いですが、ドラフト。
楽天はちゃんと投手を指名していますね。よしよし。
今年みたいな岩隈頼りを今後も期待するのは難しいし、マー君あたりは上積みが期待できるとしても頭数がまだまだ足りない。
まぁ確かに外野手も欲しいけれど個人的には野手なら内野の状況のほうが怖いかなと。
早い段階で野手いくならセカンド・ショートの有力選手いってもよかった気がするしあるいは育成で一人とっておいてもという気がしましたが、ま、今後の動きも見ないとなんとも。


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内野手RRF

ちなみに前回の補足(?)として手元の計算での二塁・三塁・遊撃のRRF。
RRFというのはイニングあたりのアウト関与の多さを表す守備指標Range Factorに補正を加えたもので
「同じ守備位置のリーグ平均に比べて何倍のアウトを取るか」を表し
それを基にしたPlus Playsは「同じ機会をリーグ平均の選手が守るのに比べていくつ多くアウトを取るか」を表します。

盗塁阻止関係のデータがまだないので推計一塁走者補正がなしで
投手の左右補正は
左腕余剰イニング25で二塁手の期待捕殺からマイナス1、三塁手の期待捕殺にプラス1、遊撃手の期待補殺にプラス1という形で運用しています。

対象選手は出場が300イニング以上。




セ二塁手
名前試合RRF Plus Plays
平野 恵一95 1.045 20
田中 浩康144 1.034 29
東出 輝裕137 1.032 25
荒木 雅博130 1.010 8
仁志 敏久120 0.999 -1
木村 拓也103 0.910 -38
関本 賢太郎58 0.860 -35



セ三塁手
名前試合RRF Plus Plays
川島 慶三42 1.167 15
古城 茂幸57 1.087 7
宮本 慎也56 1.080 11
村田 修一132 1.064 21
中村 紀洋118 1.061 17
シーボル108 0.958 -11
バルディリス68 0.949 -5
関本 賢太郎93 0.944 -9
小笠原 道大41 0.919 -7
今岡 誠44 0.683 -31



セ遊撃手
名前試合RRF Plus Plays
梵 英心92 1.089 33
鳥谷 敬144 1.071 49
坂本 勇人144 1.014 8
小窪 哲也63 1.012 3
石井 琢朗79 0.987 -4
石川 雄洋57 0.976 -5
宮本 慎也58 0.961 -10
川島 慶三54 0.959 -9
井端 弘和106 0.915 -41





パ二塁手
名前試合RRF Plus Plays
本多 雄一105 1.066 36
田中 賢介144 1.016 13
片岡 易之128 1.001 1
後藤 光尊93 0.997 -1
高須 洋介110 0.997 -2
オーティズ40 0.971 -6
根元 俊一85 0.964 -14



パ三塁手
名前試合RRF Plus Plays
草野 大輔99 1.093 15
今江 敏晃117 1.027 7
中村 剛也139 0.998 -1
稲田 直人79 0.968 -4
フェルナンデス51 0.955 -4
北川 博敏87 0.950 -9
松田 宣浩142 0.937 -22
小谷野 栄一72 0.890 -14



パ遊撃手
名前試合RRF Plus Plays
金子 誠96 1.135 53
大引 啓次86 1.024 9
中島 裕之122 1.010 5
渡辺 直人131 0.990 -6
西岡 剛115 0.977 -11
川崎 宗則99 0.974 -11




密かにガッカリ


三井ゴールデン・グラブ賞

分析として興味深さを望むような賞ではないとはわかっていながらも
セのショート、今年までも井端?
推計一塁走者補正を除くRelative Range Factorだと
鳥谷が出場率100%で1.071、Plus Plays 49。
井端は出場率73%で.915、Plus Plays -41。
今年の井端は物凄く悪かったのに。
せっかくだから選手としても誇れるような賞にしたらいいのになぁと思うんですよね。
多分井端本人、今年の守備は納得できてないんじゃないでしょうか。
良い守備をした場合にだけ受賞できてこそ本人も受賞暦を誇れるでしょうに。
今年も荒木・井端が圧勝か……

外野も個人的にイチオシだった赤松が受賞を逃して残念です。
勝手な評価方法で、Plus Plays 34は外野手としてナンバーワンだったんですが。
ただ鈴木尚広も非常に優れていますしチームも優勝しましたからこちらは惜しかったなってくらいなんですけど。
パリーグはまぁ、まぁ。


打線の繋がり

中日 つながり欠く打線を浮き彫り 「課題」抱え終幕
2008年10月26日(日) 0時10分 毎日新聞

 ○巨人6-2中日●(25日、セ・CS第2ステージ第4戦)

 負けたら終わり。中日は、2点を先取されても引き下がれない。粘って八回までに追いついた。しかし、それまでだった。
 悔やむべきは、好機にあと一本が出なかったことだ。一、三、七回には走者を三塁まで進めながら、還せなかった。一回2死一、三塁の先制機に凡退した和田が「あそこで打てれば良かったんですけど」と言ったが、後の祭りだ。
 今季の中日は、リーグ3位の140本塁打を放ちながら、得点とチーム打率はともにリーグ最下位だった。数字は、打線のつながりに欠き、得点を本塁打に頼った姿を浮き彫りにしている。
 また、5月14日に森野が左足を負傷して以来、故障者が続出した。若手野手の台頭もなく、開幕戦に先発した野手8人が、その後先発にそろって名を連ねたのは、今月1日になってのことだ。
 落合監督は「故障になんて泣いていない。このメンバーで戦ったことに対して悔いはない」と強がりつつ、「やることは山ほどある」と課題があることを認めた。04年以来、毎年優勝争いに加わってきた中日。しかし今季は「もろさ」を抱えたまま、幕を閉じた。【村社拓信】

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=npb&a=20081026-00000000-maip-base



「課題」が「本塁打に頼っている打線の内容を修正しなければならない」ということなら、ちょっと的外れだと思いますね。

そのうちシミュレーションを絡めてちゃんとやりたいなとは思っているんですが
ひとつ平均得点と得点の標準偏差でも。平均に対する偏差の比率も。

チーム平均得点標準偏差 比率
巨 人4.38 2.61 .60
ヤクルト4.05 3.10 .77
阪 神4.01 2.84 .71
横 浜3.83 3.09 .81
広 島3.73 2.70 .72
中 日3.72 2.46 .66

まず偏差は小さいです。
巨人の攻撃なんてすごいですが、まぁそれは今回は置いておきますが。
で、中日は総失点が総得点を上回っていますので
「ヘンリー理論」勝率では5割を下回る.482になります。
しかし得失点の分布を基にすると.508。
実際にはそれを上回る.511の勝率を記録。
得失点に対する効率という意味で言うなら優れた戦い方をしていると言えるのでは。

得失点差がマイナスで偏差が少ないっていうのは安定して負けちゃうんじゃないかと思われるかもしれませんが、この程度の範囲では一概にそうではないようです。
勝利に有効な4得点以上の試合数を見ると

巨人   83
阪神   79
中日   73
ヤクルト 72
広島   64
横浜   62

と、平均が低いわりに「一定の得点数を上げる能力」は上位であったことがわかりますし、マズイ性質の攻撃だとは言い難いです。

得点の取り方について。
得点とXRの比率という見方をするとリーグ最低と出ていますが、これはそもそも得点数の少ないチームで低く出やすいとか偶然の作用が考えられること、そう考えないとしても、リーグ平均の比率に直しても得点増は15点程度で打線を平均以上に持ち直すには至らないことを考えると
「打線の繋がり」というやつがXR自体を高めることを指しているんでもない限り、それが得点減の原因とも考えにくいし勝利に悪影響にも見えないし特段改善を目指す必要はないと思います。

なんで優勝できなかったのか、順位が落ちたのかというと
得点の奪い方、その巧みさとか特別な問題があったわけではなく
「何に頼った」とかバランスの問題でもなく
単純にXRの値が低かったと。
要するにあんまり打てなかったというだけの話です。
もっと打てるようになればいいんであって、偏りを修正する必要はありません。



“繋いで点を取る”はかなり幻想だと思いますよ。
打線の繋がりというのは結局は得点創出パフォーマンスが高い打者が集中することで
ただ単に上手くパーツを集める都合の良い手段はないです。
“繋いで点を取る”なんていうことは巷であーだこーだ言われるよりもっとずっと、物凄く難しいことなんだと言い換えても良いです。やすやすと目指せるものではない。
もしできるならそれは当然勝利に有効でしょうが、偶然以外での達成は非常に難しいと思われます。

記事の中にほとんど答えが出ているんですが。
「得点とチーム打率はともにリーグ最下位だった」って、それなのにAクラス入りしてクライマックスシリーズ第2ステージまで戦ったのは有効な得点の仕方を重ねたからですよね。



投手指標年度間相関(2008)

打者のほうをやったらなんとなく勢い付いてやりたくなってしまったので。
投手個人の「ある年の○○と翌年の○○」の相関係数と差の標準偏差です。
対戦打者数200以上が対象で、両リーグごっちゃで扱っています。224サンプル。

指標相関係数標準偏差
K/G.699 1.460
DIPS.512 .779
BB/G.509 .841
HR/G.376 .395
被出塁率’.352 .040
被打率’.325 .036
WHIP.308 .238
HBP/G.300 .250
RA.290 1.441
ERC.275 1.421
ERA.274 1.341
HldR.235 .070
LOB%.215 .075
DER.112 .041

K/G,BB/G,HBP/G,HR/G=それぞれの打席あたりの割合×38
被出塁率’=(安打+四死球)/対戦打席
被打率’=安打/(対戦打席-四死球)


やはり既知の通りで、打者よりも厳しい結果が出ました。
一応2年連続で200打席以上投げられた投手に限定してもこの程度です。
なにしろひどいのがDER(失策を含めない式で算出)で、野手のBABIPよりもさらに低いです。
これは、推測ですが、「打球の性質を最終的に決定する者」が固定されているかランダム的に出会うかの違いではないかと。
散々語られてきた“打たせて取る技術”とはなんなんでしょ。
道作さんも仰られていたことだったと思いますがゴロ/フライ比はおそらくはっきりと傾向があるのに肝心のアウトかヒットかにあまり傾向が見られないというのもなんだかすごいです(ただおそらく被塁打には違いがあるでしょう)。
LOB%も同じこと。
「走者を出しても粘り強く打たせて取る投球術」は一般的には存在しないようです。

筋としては細かい部分触れる前に、RA(失点率)とERA(防御率)について言及しなくちゃいけないんでしょうけどね。
まぁ、打者のRCなんかと比べて低い相関です。
ERCというのはComponent ERAのことですがこれも同程度の係数ですので、ホームインの出現だけでなく被打撃成績自体が落ち着かないことを示しています(DERが影響するのだから当然)。
単純に球界を代表する投手らの成績を見ても、やっぱり防御率はかなり揺らいでいますからね。
一言でいうと、投手の活躍は不安定だということです。

なんとか安定しているものを見ようとすると、見事にDIPSの3要素が上から並んでいます。
いくらDIPSが実力として安定していることを示してもそれだけでは現実に現れない物事なんでしょうもないんですけど
翌年のRAとの相関では、RAよりもDIPSのほうが少し高い数値を出しています。
ピアソンの係数で0.3と0.4とかって話なんですが。
もしかするとDIPSを重視することで比較的安定した投手陣を作れる可能性ぐらいはあるのかなと。
中でも奪三振は、打者で言うところの本塁打にあたるように見えます。
試合への貢献が最も高く、しかも実力の範疇で引き起こされる結果。
尚、「ERA/DIPSERA」「ERA/ERC」といった比率について年度間の相関はほぼ見られませんでした。
それらに表れていない部分での一貫した偏りみたいなものはないということです。
あと補足は…条件を300打席以上に絞り込んでも、相関は全体的に多少上がりますが0.1も上がるものはありません。


今の時点の僕の考えでは、打者は長打力のあるやつ、投手は三振をとるやつを重点的に集めろということになりますが、何か玄人には好かれなさそうですねw




副産物で、ある程度の打席数を積んだ選手について単純に年度内での各指標の相関も出ました。
ここではBABIPとその他のイベントとの相関。

打者
SO/AB…-0.0725
BB/PA'…-0.0521
HR/AB…-0.0067

投手
K/PA…0.10236
BB/PA…-0.10231
HR/PA…-0.00006

まぁやはり厳しいですね。



説明が欲しいとき

ほんと「短期決戦だから」って解説、もっと説明してもらえないとわけわかんないですね。
それが長期戦では通用しないのなら理由はなんなのか。長期戦で適さないと思われるものが何故短期決戦では有用になるのか。
ちゃんと解説してくれればきっとすごく興味深い話になるのに。

「流れ」に関してはちょっと怖いのであまり深くは触れないことにしますけれど
ひとついつも気になるのが、解説者の発言を参考にする限り「流れが変わる」「流れがひっくり返る」ことがいとも簡単に起こりまくることなんですよね。「あのワンプレーが流れを変えた」みたいなやつ。
流れが良いと都合の良いことが起こりやすい、というような力だっていうふうに聞いてるんですが、それが同じ試合の中でほんのちょっとしたキッカケでコロコロ変わるっていうのは矛盾ではないのでしょうか。それこそ流れが試合に対して支配力を持っていない証明のように思えて仕方がないです。
実際にそれが存在するとしてもいいんですけど、非常に人畜無害な存在なんじゃないでしょうか。
気にしてもしょうがないように思えます。


打撃指標年度間相関(2008)

前もやった打者個人の「ある年の○○と翌年の○○の相関」。
2008年の結果も足してみました。サンプル数210。
相関係数だけでなく標準的な差も。

指標相関係数標準偏差
HR/AB.808 .014
SecA.766 .059
SO/AB.720 .040
SLG.698 .064
BB/PA'.676 .024
OPS.652 .089
HBP/PA'.618 .006
RC27.616 1.374
RC/PA.612 .028
OBP.531 .033
BA.350.031
BABIP.289 .036

相関係数はピアソンで、標準偏差はエクセルのSTDEV関数。
結果はほとんど前回やったのと変わらないです。
差を見ると、例えば打率が前年と比べて3分くらい落ち込んだりするのは覚悟しなければってところ。

ただ少し気になるのがプロ野球選手の年度ごとの成績はこの辺の範囲に落ち着くだろうって言える数字とは多分違うことなんですよね。
というのも300打席の足きりラインを設けているが故自動的に、成績が落ち込んだとしても300打席以上の起用に耐えうる程度のものしか拾われていませんから。
本当に急落しちゃった人とかが入っていず、そういう人ほど平均から離れていることになりますので実際はもうちょっと激しいかと。
まぁその手の例は打者は投手に比べると少ないような気はしますが。
そうだ、本当は自分なりの投手版もそのうちやりたいですけど。

ちなみに翌年の得点創出能力「RC/PA」との相関が強い前年の指標は、SLG,OPS,SecAといったものでした。
というかまぁ長打力系の指標がRC/PA自身を含め同じような相関係数で並んでいます。
別に得点創出能力を表すのがOPSと見ても同じことなんですけど、SecAに翌年の活躍を予言するみたいな特別な力はなさそうですね。ある年優秀だった者は翌年も優秀だろうというだけで。
一次的に入手可能なデータで選手の得点創出スキルを最も端的に表しているのはSLGであるようにも見えます。



適当に指標とか

本当思いついたことを適当にやる、一貫したメッセージとかないブログで情けないですが
いつだか作った(?)指標とか。せっかくだから出しときます。
色んな指標を見るのはただの数字遊びじゃなくて、その分の野球の見方に触れることでもあるので面白いです。



・加重出塁率

Linear weightsで、アウトをゼロとしてイベントの相対的価値を出し、打席あたりの平均を見る打撃指標があります。
そのwOBAってやつが本当にこの考え方の通りかは知りませんが
出塁率のノリで日本版の係数を出してみたのが以下です。

(0.772*(BB+HBP)+0.891*H+0.345*2B+0.698*3B+1.180*HR)/(AB+BB+HBP+SF)

何が美点かというと、イベントの加重が合理的なものであること、そしてスケールを出塁率に合わせているので出塁率にさえ馴染んでいれば数字の高低がわかりやすいことです。
そしてBatting Runsに変換することも可能、と。

(wOBA-リ-グ平均wOBA)/1.162*(AB+BB+HBP+SF)

ちなみにセ・リーグのリーダーズは
ラミレス.428 内川.418 小笠原.416
てな具合ですが……まぁNOIやOPSに非常に近いので載せておいてなんですが僕はほとんど使いません。
一応状況依存項目の少ないレートスタッツってことで、時期別で打者のパフォーマンスの変化を追ってそれがどのくらいの影響を持つか考察するとかにはいいかなと。




・DIPS

打者の評価で試しにDIPS3.0を使った時も思ったんですけど
せっかく打球で分けて加重しているのに、実際のアウト数で割るっていうのはどうなんですかね。
何か変な気がするのですが、数学的には同じことなんでしょうか。
試しに重回帰で失点ウエイトを出しBIPあたりの平均的な野手アウトを分母に持ってきた式を作ってみましたが

(1.54*HR+0.31*(BB+HBP)-0.105*SO+0.09*(BIP))*27/(SO+(BIP)*0.735)
BIP=BFP-HR-BB-HBP-SO

コチラでなされている考察の完全な二番煎じですね。二番煎じな上に丁寧さで敵いません。
それにしてもこの形で改めて分母を見ると
「投手が獲得するアウト」なんていうのは奪三振だけなんだな、と言われてみれば当たり前の事実を痛感します。
アウトは試合を終わらせる力ですが、奪三振率の高い投手はそれを持っていると。

んで例の打者分析で細かい係数のDIPSを適用したやつなんですが
アップロードする前から薄々思ってはいたものの、やっぱり「不適切な適用」だったと思います。
まぁもちろん誰が何を見たいかによるので一概に不適切とは言えませんが
まずDIPSの理念というのは偶然に多くを委ねる結果の影響を排除して選手のスキルを見極めよう、ということだと僕は理解しています。
でそのために(ほぼ)ランダムとみなされる部分は全員に平均的な加重をし、スキルの表れとみなされる部分だけで選手を計ろうという計算式だと。
でもそのランダムとみなしている部分、ゴロ一般の価値とか外野フライ一般の価値とかは、打者については各選手ごとに著しく偏りがあるように見受けられます。
経年変化は追っていないので断言はしづらいですが、その価値の違いがスキルとして存在しているなら平均的に加重をしても仕方がないというかスキルを見ることになりません。
そういう偏りが投手には存在しないのかっていうのは気になりますね。
フライボールピッチャーが打たせるフライとグラウンドボールピッチャーが打たせるフライと傾向に違いがあってもいいような気がしますが……不勉強にしてよくわかりません。データ採って分析するのは自分には難しいだろうなぁ。
ところで「偶然を排除してあるべき被打撃成績を求め、それを得点公式に放り込む」みたいな二重構造のDIPSもありませんでしたっけ。そこまでいくと何かすごい。







話は変わって素晴らしいですね。
リニューアルなされたプロ野球データリーグ。
クールになったサイトデザインに加えて打者詳細データが素晴らしすぎます。
まさかこんな細かいデータが視認性抜群で見られるとは。
なんというかコーヒーでも飲みながらゆっくり鑑賞したいものがあります。


気になったので

眠いけど寝る前にちょっと。
セ・リーグの守備イニング数も出てやっぱり気になります。


レンジファクターが扱われ始めて以来
東出の数値の高さっていうのはひとつ話題なところだと思います。
で、それが実力なのかどうかっていうことについては
広島の投手陣が奪三振が少ないから高く出るのだとか、土のグラウンドは打球の勢いが弱くなるのでアウトを稼ぎやすいとか、結構色々言われている気がします。
相方(?)の梵もまた妙に高いもんだから、そうなるんですかね。
でも数字の高低で実力を表すことがそもそも目的なのに違ったら違ったで「なんかあるんじゃ」となるのは困った話であって。

ひとまず奪三振のほうは、本当に論理的に正しいかは別として補正を試みることは簡単ですよね。RRFのように分母から除けばそれでいいじゃないかって話です(この補正を施しても東出・梵の数字は依然高い)。
気になるのは、土、つまり球場効果(パークファクター)のほう。
土のグラウンドのほうがアウトを獲りやすいっていうのは、言われてみればまぁありそうかなぁっていう感じです。
でもホームの試合数は所詮半分に満たないですし、他球団も一定数自分のホームに招かなきゃならないわけですから、現実に、実数としてそれほどの差が出るのかなぁとも。
東出・梵のRFが妙に高いということ以外その事実を予測させる根拠もあんまり知りませんし。

考えても埒明かないので打球のデータ採るみたいに調べてみました。
ちょっとかなり雑にやっちゃったんで信頼度の低い参考程度として見ていただきたいんですが
今シーズンの広島カープ全試合を追いまして
・広島市民球場における両チームの「二塁(遊撃)手打球処理/BIP」
・その他の球場における両チームの「二塁(遊撃)手打球処理/BIP」
これで一応パークファクターが出せるかなと。
結果は以下の通りです。

広島市民その他比率
二塁15.04%13.19%1.140
遊撃13.37%14.03%0.953
二塁手は確かにアウトが獲りやすいようだっていう結果なんですよね。看過できないレベルで。
でも遊撃のアウトは少ない。暫定で算出しているRRFではその中で梵がトップクラス……
投手や打者の要素って問題になるんでしょうかね。
あんま頭が働きません。


一塁・三塁も合わせて見ると、広島市民球場では

一塁手への打球は少ない
二塁手への打球は多い
遊撃手への打球は少ない
三塁手への打球はほぼ偏りなし

みたいな傾向になっています。
うーん……丁寧にやらないとダメですかね。


オマケで「HR/外野フライ」を利用した本塁打パークファクター。
9.22%/7.39%=1.274






寝起きで追記で訂正:
「今シーズンの広島カープ全試合を追いまして」と書きましたが、これは嘘でした。
正しくは交流戦を除く全試合です。すみません。
あとちょっと打球処理の数え方に関してもおかしかったかなと思うので
全守備位置についてBIPあたりの打球処理を出しなおしたのを一覧で。

守備位置広島市民その他 PF
投手5.14% 5.60%.917
捕手1.96% 1.58%1.242
一塁手5.46% 6.95%.785
二塁手14.16% 12.53%1.130
遊撃手12.58% 13.12%.959
三塁手9.66% 9.52%1.015
左翼手5.84% 5.91%.988
中堅手8.48% 7.66%1.107
右翼手6.71% 6.50%1.032
DER69.98% 69.37%1.009

あとそうだ、「土のグラウンドの影響」を話の争点にはしていてもここでのパークファクター=土のグラウンドの影響、とは限りませんので。念の為。
ゴロだけを対象にしていませんしね。
ただひとつ、ゴロ打球限定の打率を見ると
広島市民.282 その他.259
なんていう結果も出ています。
ここから考えると、広島市民球場でゴロが死にやすく処理しやすいという説は微妙かなと。
打率が高い反面内野ゴロに対する内野安打の数は少なく、打球が死にすぎて内野安打になっているってわけでもないようです。

ちなみに守備位置別の割合を合計すると遠まわしなDERとなるわけですが
特にBalls In Playをアウトにしやすい傾向(または逆)はないように見受けられます。



セリーグ規定打席到達打者打球傾向データ

パをやったのでセも。
本当は規定打席に届いていない程度の選手のデータがオイシイところだったりもするんですけどね。キリないので。


セリーグ規定打席到達打者打球傾向データ


前回と同じ注意。
もちろん公式のデータじゃありませんしほんの一部細かいズレ(集計した打球の数と「打数-三振」がひとつふたつ合わない、とか)に気付いたりしてもほとんど影響がないと判断すれば突っ切ったりしてますので予めご了承下さい。それでも今回の集計ではおかしな点はほぼないですが。
コチラのサイトを参考に集計しましたがそもそものデータ元の細かい打球の定義などは不明な点もあります。
一番気になるのがライナーで、「直」と書かれたものがライナーであるにしてもライナーとはなんなのか、というのが不明です。
その辺聞かれてもお答え出来ません。







適当に思ったこと。


・さすがは赤星、とでも言うべきか
内野へのゴロを足で安打にした割合を表すICHIRO INDEXでNPB最高。
ゴロ/フライ比1位。
「流し打ち」率1位。
内野安打のやつはパリーグ1位である本多の16.96%を上回る17.94%(気になって赤松やG鈴木も見てみましたがやはり敵いません)。
ゴロ/フライ比は2.30で2位が宮本の2.12。
左方向への打球の割合は45.44%で、集計の方法に問題はありますけれども、右打者で引っ張ってこれを上回る選手はいるものの左打者で続くのは川崎宗則の35.86%ですから断トツじゃないですかね。
右打者で「流し」の選手は今年台頭したヤクルトの畠山(39.58%)。
逆の意味で特筆すべきなのが新井貴浩で
左 33.62% 中 33.45% 右 32.93%
と気持ち悪いぐらいに均等に打ち分けています。


・井端の空振/見逃
0.81。
両リーグで唯一1未満、すなわち空振り三振よりも見逃し三振が多かった選手です。
多分、少なくとも、見逃し三振を「悪」とはみなしていないんでしょうね。
加えてこの比率、パよりもセのほうが全体的に低い雰囲気もあります。


・坂本はセで3番目のフライボールヒッター
彼はまだ発展途上の打者ですが
弾道の平均を変えるつもりがないなら、進化系はホームランバッターなんだろうということになります。
外野フライが本塁打にならないのと内野フライ(ポップフライ)が多いのは、非力さでしょうか。




最後に打球分類ごとの打率・長打率。

フライ.351.744
ライナー.753.876
ゴロ.280.297

パリーグのとあまり違いはないでしょうか。ただセのほうがややフライの結果が良いようです。

よくやった

勝率は去年の.529から.582に大きく上がっているんですけどねぇ。岡田阪神の話。
去年が少し悪すぎたにしても、「優勝を逃した原因を探る」って、そんな気にはなれません。ここまで良く戦えた原因が知りたいです。
監督としてどう評価するかと聞かれると難しいですけどね。
他の監督でやってもっとチームが壊れた可能性もあったんだ、てことは忘れちゃいけないのではないかと。







外野手守備評価。これも試案。
・左翼・中堅・右翼間の打球処理の平均的な割合を調べる
・それをリーグの外野全体の刺殺率にかけて左翼・中堅・右翼ごとにあるべき刺殺率を求める(刺殺率 = 刺殺/BIP)
・各選手の外野出場のうち左翼・中堅・右翼のバランスに応じて期待刺殺率を算出する
・実際の刺殺率と期待刺殺率を比較して傑出を求める
これで左翼・中堅・右翼をシームレスに評価していることになる…のでしょうか?
各チームの守り方の方針にもよるのが問題ですね。

以下はパリーグ300イニング以上出場選手。
PO+ = 同じ機会数を平均的な選手が守る場合に比べての余剰刺殺
Range = 刺殺率/期待刺殺率


名前試合RFPO+ Range
工藤 隆人91 2.31 23 1.218
紺田 敏正73 2.33 15 1.188
村松 有人70 2.26 18 1.174
糸井 嘉男61 2.25 13 1.130
佐藤 友亮55 2.45 10 1.126
大塚 明97 2.41 12 1.124
稲葉 篤紀98 2.18 21 1.119
サブロー103 2.37 20 1.107
横川 史学48 2.16 7 1.107
長谷川 勇也70 2.30 9 1.072
ボカチカ74 2.29 7 1.049
早川 大輔126 2.52 10 1.043
小瀬 浩之58 1.96 3 1.039
濱中 治70 2.01 4 1.038
柴原 洋87 1.98 2 1.014
栗山 巧127 2.02 -3 0.988
鉄平123 2.18 -8 0.968
中島 俊哉73 1.83 -3 0.965
下山 真二119 1.97 -9 0.952
森本 稀哲121 2.21 -13 0.951
中西 健太46 1.78 -3 0.947
大松 尚逸125 1.87 -11 0.944
坂口 智隆139 2.26 -18 0.940
リック122 1.72 -12 0.937
辻 武史83 2.13 -7 0.923
赤田 将吾57 2.22 -8 0.920
G.G.佐藤99 1.85 -18 0.901
ベニー54 1.63 -11 0.853
中村 真人41 1.82 -11 0.852
松中 信彦54 1.63 -14 0.850
大村 直之62 1.52 -18 0.821

工藤がすごいことになっている…
ていうかそうか。打球の飛んできやすさで補正みたいなことをしたかったのにこれじゃそれになってないですね。別のアプローチを加えないと。



今年も

公開してくださっています。
『野球記録あら?カルト』の個別守備イニング記録。
本当に有り難いことです。




早速利用させて頂いて改めて守備の出場率を出した結果
前回の記事で「5点くらいのマイナスかなぁ」と書いた中島の守備は少なくとも僕の評価方法ではプラスでした。これは失礼しました。
ただ今はBIPベースの評価を行っているので、実際に当該の野手が守っている時にどのくらいの被BIPがあったのかはわからないしプラスといってもほぼゼロなんですけどね。

で、話が繋がっているようないないような流れで唐突にデータ。
選手ごとのある守備位置の中での傑出というかある守備位置としての傑出というか。
あくまで試験的な計算で、パの二塁・三塁・遊撃のみ。

PlayerPOSBatting FieldingTotalWIN
中島 裕之SS45 0 45 4.7
田中 賢介2B25 10 35 3.6
中村 剛也3B28 3 31 3.2
今江 敏晃3B19 -1 17 1.8
西岡 剛SS17 -5 13 1.3
川崎 宗則SS6 5 11 1.1
北川 博敏3B11 -2 9 0.9
松田 宣浩3B12 -6 6 0.6
後藤 光尊2B8 -3 5 0.5
オーティズ2B9 -4 5 0.5
高須 洋介2B-1 5 4 0.4
根元 俊一2B9 -6 2 0.2
金子 誠SS-17 19 2 0.2
草野 大輔3B-5 5 1 0.1
本多 雄一2B-6 3 -3 -0.3
渡辺 直人SS-2 -2 -4 -0.4
片岡 易之2B-4 -1 -5 -0.5
大引 啓次SS-7 2 -5 -0.6
内村 賢介2B-3 -5 -8 -0.8
小谷野 栄一3B-7 -4 -11 -1.1
稲田 直人3B-14 0 -14 -1.4

よくわからんですね。Total Baseballとか読んでみたいかも。これは微妙です。
選手を単純にひとつの守備位置に割り振ることにも結構疑問があるし
そもそも守備位置で分けるって発想は根本に据えないほうがいいかなぁ。
いつか選手の貢献を総合的に表す自分なりのメソッドを遊びでいいから作ってみたい気がするのですが、遊びでも難しいことかもしれません。
Win Sharesも計算の煩雑さが欠点だとか言いますし。

ただまぁこの評価方法が未完成とはいえ、野手のMVPは中島だろうと思います。
ロッテの橋本も相当な傑出になっているはずなんですよねぇ。



決まりましたね

やっぱチームを強くする活動っていうのはこうでないと、ですね。
おめでとうございます。




あとはCS・日本シリーズを刹那的に楽しむとして(個人的には巨人・西武またはオリックスが見たいかなぁ)スタッツの総括をしたいです。
パのほうはもうやり始めてますけど、守備指標ではやはり日ハムが良い。
打撃の爆発した中島は遊撃守備では5点ぐらいのマイナスかなぁと思っています。
Batting Runsで40超えてますから全然問題ないですけどね。
セギノールがたった157打席で16点稼いでるのもすごい。


残り数試合

昨日の巨人と阪神の対決は、ちゃんと見ていましたよ。
すごいですね。
「メークドラマ」になぞらえていうなら、両者共一流の役者です。
「メークレジェンド」って言葉には、申し訳ないけど馴染めないですw









ところで前回、データ紹介すると共に森本のデータを見て安易に
「ゴロばっかり打ってるのにゴロが全然ヒットになってないっていうのはどうなん」
とか書きました。
同様のデータ去年との比較。

   ゴロ打率  フライ打率
2008 .230    .289
2007 .341    .185

この変化もなんだかすごいような気がする。
BABIPは恐ろしいです。


パリーグ規定打席到達打者打球傾向データ

パのレギュラーシーズンが終了したのでデータでも。
ブログにそのまま載せるとテーブルが潰れるので以下のURLで。
見れますかね。


パリーグ規定打席到達打者打球傾向データ


注意。
もちろん公式のデータじゃありませんしほんの一部細かいズレ(集計した打球の数と「打数-三振」がひとつふたつ合わない、とか)に気付いたりしてもほとんど影響がないと判断すれば突っ切ったりしてますので予めご了承下さい。
コチラのサイトを参考に集計しましたがそもそものデータ元の細かい打球の定義などは不明な点もあります。
一番気になるのがライナーで、「直」と書かれたものがライナーであるにしてもライナーとはなんなのか、というのが不明です。
その辺聞かれてもお答え出来ません。







適当に思ったこと。


・今江の空振/見逃比率がパネェ(半端ない)
空振り三振47に対して見逃し三振1。
少ない数の比ですからちょっとの違いで大きく変動するんですが
今江に続くのが後藤の10.00ですからやっぱり抜けているように見えます。
この記録を集めたことが今回しかないので想像にしかなりませんが
50近い三振があってそのうち見逃し三振がひとつだけっていうのは歴代でもそれなりの記録になるんじゃないんでしょうか?
「見逃すくらいだったら死んだほうがマシ」……とまでは言っていないかもしれませんが
見逃し三振をするくらいだったら苦し紛れでも振りたい、ぐらいのものは感じます。


・森本はこれでいいのか
ゴロ比率の高い打者、ゴロ打球限定の打率。

森本 1.90 .230
川 1.81 .347
本多 1.80 .352

森本は最もゴロを多く打つわりに、ゴロ時の打率が非常に低いです。
ゴロなのでもちろん塁打もなかなか稼げません。
川や本多は仮にゴロを打ち続ければこれに近い打率を残せることを示しているのであってゴロが多いことにも納得ですが
森本はどうなんでしょう。
フライ打球時の打率.289のほうがマシです。
まぁだからどうって簡単に言える問題じゃないでしょうし「たまたまBABIPが悪いほうに振れた」という説明で十分なのかもしれませんが
何かを変える試みがあっても面白いように思います。


・中村剛也は超特化型打者?
G/F 0.51、引っ張り率46.71%。
上には上がいるもので、引っ張りに関しては山崎武司が若干勝っていますが、フライ率は61%で堂々のトップ。
なんとなく「さすが本塁打王」と思ってしまうものがあります。




ちなみに打球分類ごとの打率・長打率。

フライ.331.715
ライナー.776.944
ゴロ.281.298

一目見てライナーはすごい。


<楽天>山崎武がサヨナラ打 SBは12年ぶりの最下位

<楽天>山崎武がサヨナラ打 SBは12年ぶりの最下位
2008年10月7日(火) 22時14分 毎日新聞

 ○楽天1-0ソフトバンク●(7日、延長十二回)

 楽天が延長十二回無死二塁から山崎武の左前打でサヨナラ勝ちし、今季最終戦で5位確定。先発・田中が好投し、リリーフも踏ん張って零封した。ソフトバンクも杉内が11奪三振と好投したが救援陣が崩れ、王監督最後の試合を白星で飾れなかった。ソフトバンクは12年ぶりの最下位。 



楽天が勝ってしまった。
いや「勝ってしまった」なんて言い方は楽天ファンの方に失礼なのは承知ですが
無責任な興味としては、今年ぐらい得失点差の良い中で最下位になったら面白いなぁと思っていました。
得失点差のわりに勝率が悪いのは大部分が偶然だと思っています。
それで来年は逆に振れて一気に優勝争い、なんてシナリオをちょっと浮かべていたわけで。
ソフトバンクが最下位になるという予想は全くしていませんでした。
今日の試合自体はなんだかまぁ「投手戦の末、激的なサヨナラ」とかいうよりは「なかなか打たない試合だなぁ」と思って見ていましたけど、一応王監督最後の試合が見られてよかったです。

あとはセですね。


打撃内容とか

ちょっと打者の打撃内容分析。
僕が気になった打者を気まぐれに調べただけですけれど。

打者ゴロ ライナーフライ ゴロ/フライ 空振/見逃
村田.401 .066.533 .75.281 .489.230 4.25
ラミレス.455 .086.459 .99.329 .448.223 5.14
青木.533 .106.361 1.47.223 .497.280 4.13
赤星.603 .129.268 2.25.360 .531.110 1.63
内川.474 .079.447 1.06.263 .530.207 1.14
東出.553 .091.356 1.56.278 .555.167 6.75

ゴロは打撃結果で「○ゴロ」とか書いてあるもの。併殺打も含む。
ライナーは「直」、フライは「飛」とあるもの。
値は打球のうちのそれらの割合。
左・中・右は打球方向で、左は5と7への打球、中は1・2・4・6・8への打球、右は3・9への打球。それらの割合。
いずれも安打かアウトかは問わず。ただし相手方の失策になったものは含まず。
打球方向の分類に疑問はありますがまぁテストみたいなもんなのでひとまずこれで。
空振/見逃は空振り三振と見逃し三振の比率。

この計算方法であんまり多くの打者を見ていないんで比較ができないという問題はあるんですが
赤星がちょっと面白い感じするかなぁ。
またゴロ/フライ比や打球方向の偏差を使うと「打球偏り指数」みたいなものが出せそうですが
それでいくとラミレスとかは偏りが少ない打者ってことになりそう。
BABIPとの関連があったら面白いです(このデータ見ただけでも無さそうですが)。
シーズン終わったらもうちょっと見てみたいと思います。チームスタッツもやりたいので手が回らないかもしれませんが……



あと昨日の楽天ネタ関連で言うと
手元のシミュレーションの結果なんですけど、互角チーム同士の擬似ペナント140試合で、戦術というものが存在しなかったとして、総得失点に見込まれる勝率(ヘンリー理論)と勝率の間には3、4勝ぐらいのブレが十分あり得るという具合でした。
得失点差に対する勝率を問題にするときに、もしかしたらひとつの参考になるかも。
といっても実際のシーズンはもっとブレまくりでどう適用したらいいんだかは思いつきません。



最後に道作さんがコメントを寄せている記事。少し見るのが遅れました。
http://www.zakzak.co.jp/spo/200810/s2008100114_all.html
僕なんかは無責任にセイバーメトリクス広まってくれたらなぁなんて言っているだけですがこちらはすごいですよね。



ノムさんって

清原の引退!…は思うところはありますが書いても薄っぺらになるので特に触れません。
だいたい年季の入った野球ファンでないから彼の野球人生の前半とか全く見てませんしね。


ところで楽天の野村監督って、評判悪いんですかね。
チーム打率・防御率とか得失点差がいいのに順位が低いのは戦術面、監督の責任ではないのかっていうふうな意見を見たんですが
どのくらいの割合の方がそう思っているのかはちょっとよくわかりません。
今チームスタッツを軽く研究していて、何故か今まであまり見ていなかったのでこれが面白いんですよね。
色々監督の評判とかとも照らし合わせてみたいんですがそういうのはみなさんのブログなど見て回ったらいいんでしょうか。

個人的には楽天は編成も含めて良い印象で見てます。
野村監督はなんだかんだ言って長打が重要だってのをわかっている雰囲気ですし。
あと評判と自分の印象が違うような気がするは鉄平もかなぁ。
確かに去年の打撃成績はちょっと悪かったですけど走塁や守備は(多分、少なくともチーム内で相対的には)悪くなくて
こういうあまりマイナスを生まない若めの選手がポストを埋めていてくれるっていうのは今の状況の編成やベンチにとって有り難いというか、間接的に利益を出すんじゃないでしょうか。
その意味では重要な選手だと見てます。まぁチーム状況が違えば重要度は変わりますけどね。

残念なことです

プロ野球プラスとかいうとこのデータ検索、一般公開をやめてしまったみたいですね。
少し前まではデータ検索のURLに行けばそれでも見れていたような気がしますが、いよいよもう見れない様子かな?
打者ごとの打球方向とか内野ゴロ率とかなかなか個人では集計しにくいデータを載せてくれていて有り難かったのに。
元々狙ってか狙わずかオイシイところを素直に見れはせずにバラバラの暗号にしてるみたいなサイトではあったんですがw
残念です。最近は色々出てきていると言えるのかもしれませんがまだまだデータが見たいですね。
それと解説者のいい加減な発言(ひどい時にははっきりとした嘘)を聞かないためにはやっぱセイバーメトリクスに広まってもらわないと、ですかね。



ちょっと関係ない話ですがマネー・ボール。
一・二週間くらい前になんとなくまた読み返したんですが
色々勉強した後読み返しても意味を痛感させられて面白い。
ポール・デポデスタが目標の勝利数とそれに必要な得失点差を求めて自軍の得点失点を予測するところ、何故だか好きです。
この本を「プレーオフ進出止まりの、投資効率重視の極端なお話」とかで片付けちゃうのは何かどうももったいない気がしますね。
出塁率と長打率を3対1にするいわゆるNOIも、最近また何気に面白いかなと思ったり。


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管理者:クロスケ

野球全般好きで、プロ野球をよく見ますが特定の球団のファンではありません。
セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

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