Baseball Concrete Blog

主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

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深夜に放送していた

中居君司会の野球の番組、タイトル忘れちゃいましたけど、ほぼ見てました。
延々と部分的な内容ばかりつついていって結果わけのわからないものになっていった感のある日本代表打順議論よりも
冒頭の昭和55年会(いわゆる松坂世代)のトークのほうが遥かに面白かった。
横浜の村田が広島遠征のときはおいしい焼肉をたらふく食べてしまうために守備で動けなくなる話とか。
確かに村田と東出が並ぶと親分と子分に見えますし木佐貫と松坂が同格で交流するのもなんだか想像できないですね(いや、失礼)。
そういえば村田ってもしかすると過小評価ではないか、という気もします。


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同意してたようなもんなのか

先日書いた守備プレーの得点加重の話(記事:わかるようなわからないような)なんですけれども、徐々に納得してきました。
ZRで考えるならば (ZR-lgZR)*BIZ という式が簡単に機会あたりのPlus Playsと言えると思うんですが
アウトを取らないと試合が終わらないことを考えると、必要なアウトを取るまでの損失という意味でアウトあたりの許安打、すなわち
(1-ZR)/ZR という見方もできると思われ、それを平均と比べればPlus Playsと違ったマージンが出てきます。
そのまま個人に当てはめるのはしっくりこない気もしますが考えてみればそういう見方を以前からDERの得点化でやっていました(サイト:チーム守備評価)。
そこで用いた式は野手アウトの定義がDERのそれとは違いますのでここでは合わせて、許出塁を一律0.50で加重したときの機会(インプレー打球)あたりのマージンとアウトあたりのマージンを比べてみると

チームDERPlus Plays機会あたりアウトあたり
日本ハム.714118 59 87
オリックス.683-2 -1 -1
ロッテ.679-16 -8 -11
ソフトバンク.677-24 -12 -18
西 武.676-28 -14 -21
楽 天.671-49 -24 -36

DER = (打席-安打-四球-死球-三振-失策)/(打席-本塁打-四球-死球-三振)
Plus Plays = (DER-リーグDER)×(打席-本塁打-四球-死球-三振)
機会あたり = リーグ{(安打-本塁打+失策)×0.50/(打席-本塁打-四球-死球-三振)}×(打席-本塁打-四球-死球-三振)-(安打-本塁打+失策)×0.50
アウトあたり = リーグ{(安打-本塁打+失策)×0.50/(打席-安打-四球-死球-三振-失策)}×(打席-安打-四球-死球-三振-失策)-(安打-本塁打+失策)×0.50

(モデルは2008パ・リーグ)

ノックじゃあないですしある野手がアウトを取れなかった(新たな打席が生まれる)場合に被る損失はそこで対象となる打球の類だけではないという意味で上記の加重は正しくないはずですが論理としてアウトベースのほうが現実に即していると思います。
そしてアウトあたり得失点マージンを機会あたりのPlus Playsと対比させると、加重は0.50より高くなりますね(0.73)。
そう考えるとプラスマイナスシステムといった指標に単純な許安打の得点以上の価値を付与するべきというのも納得がいく気がします。
アウトベースで見たときの価値は「それはそれ」と思っていたんですがこのように見ると機会あたりPlus Playsに加重して評価する場合は0.50では影響の過小評価になりそうですね。

その場の許安打自体の損失は0.50だけれどもアウトを取れずに新たな打席が生まれることの損失を含めると0.73になり、後者のほうが守備の影響への評価として現実に即している……というところでしょうか?
どうも自分で書いてても非常に下手っぴな考え方をしているようで恥ずかしいし何か結論が出たかといえばそうでもないんですが日本では守備指標の得点価値について定説を聞かないので話題作りまでに晒しておきます。
なんだかどこかで見た「ある意味で、真に意味のある野球の統計は得点とアウトのみである」なんて格言を思い出しました。
まぁ、運用方法次第ってことなんでしょうね。



追記:
ZRの例を出すならまだこういう説明の仕方のほうがマシかな。
ある選手の守備成績が500BIZ(責任範囲への打球が500あった)のZR0.850(責任範囲への打球のうち85%をアウトにした)で、リーグ平均ZRが0.800、安打を防ぐ価値が0.50、アウトを奪う価値が0.30とすると
(0.850-0.800)*500=25 に0.50をかけて12.5とするのではなくて
500*0.850*0.30-500*(1-0.850)*0.50=90 (アウト獲得-許安打) と
500*0.800*0.30-500*(1-0.800)*0.50=70
を比較するという分解。
「許安打の価値+アウトの価値」が計算されていることになり、Plus Plays 25に対して利得20点の得点価値0.80。これでBatting Runsと同じ計算をしていることになるはず。
アウトの価値というのは走者を進めない価値だったりアウトあたりに期待される得点だったりを合わせたものですが、一般に0.27くらいになります。



守備指標追加

昨日サイトの内野手RRF・FRに一塁手を追加してみたんですが……んー、やっぱ守備指標は難しいですねぇ。
RRFで内野手の補殺というファクターだけに注目した場合内野全体の優秀さの評価はチームのDER傑出度に託されることになると思うんですけど、外野手の影響も相当大きいんじゃないかと。これはBIPをベースに式を作っても同じことなのかもしれません。どっちがスマートなのか。
Fielding Runsも結局アウトをアウトで割った指標だとして、チーム全体で見るとどこも100%ですって話になりかねないような。そういうもんじゃないんでしょうか?
外野手評価も一応載せておきたいですが、やはり奪アウト率に準じる形になりそう。


投票

サイトちょっと更新。
それと、乗り遅れてますが道作さんの掲示板の過小評価ベストナインに投票してみました。
『野球の見方が180度変わるセイバーメトリクス』に確か「セイバーメトリクスによるタイトルを設けてみては?まずは勝手に表彰でも」というようなことが書いてあって、それはほんとに良いことだと思うんですよね。何が正しい評価かという問題とは別で、遊びでも色々声は上がって欲しいというか。だから一応サイトにも表彰を。
セイバーの普及に熱意を持っているかと聞かれれば、まぁ最終的にはどうでもいいんですが、そのような考え方が知られていないために勝利に有効な働きをしている選手が評価されないっていうのはやはりもったいないと感じるので。




ところでヤクルトの田中がBT掲載の守備データを利用して球団に評価を訴えたという話ですが
http://sports.yahoo.co.jp/news/20081216-00000032-sanspo-base.html
セイバーに触れている雑誌を選手が読んでいるのはちょっと面白いですね。


わかるようなわからないような

http://www.hardballtimes.com/main/article/the-fielding-bible/

向こうの守備指標で余剰プレイに0.74とかの得点加重が使われているのはこの記事の下部で示されているようなロジックからなんでしょうか。
なんか、余剰プレイの価値・平均との差に使うには違う気もするし、矛盾を感じる気もするんですけどねぇ。
自分にはようわからんです。重要な部分なのに。


サイトはじめました


Baseball Concrete

ブログで飛ばしてる部分を書いてみよう、興味がある分野についてもうちょっとまとまった形で石を投げてみよう……と「参加することに意義がある」程度の気持ちで作り始めたモノ、作っている時から恥ずかしいとは思っていましたが、実際にアップしてみると一層恥ずかしいものですね。
しかし自分の能力じゃ細かいこと気にしはじめたら永遠に完成しないことになり、そこはやはり公開しないとしょうがないので割り切ることにしました。これ以降の時期にあんまりかまけてられないのでこの辺で公開。
特に気にしなければ誰の害になるってもんでもないと思うので優しい目で見てやってもらえると有り難いです。

それにしてもサイトデザインとかいうもののセンスがないことはわかりました。
開き直って本みたいに読めるようにしたらいいかと考えたんですが。
そもそもスタイルシートってやつを初めて使ったのでちゃんと表示できてるのかどうか……まぁまたおいおいチェックしていくとしましょう。


ところで最近やっと「メジャーリーグの数理科学」を読んだんですがやはり興味深いですね。
サイトには特に活かせていないけれど。


栗山

西武・栗山サイン難…怒りの保留&ファンとトラブル

 西武・栗山巧外野手(25)が8日、埼玉・所沢市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2700万円増の年俸6000万円の提示を保留した。「サインするつもりで来たけど、その気持ちになれなかった」と希望額に開きがあることを明かした。その後、ファンとサインを巡るトラブルにも巻き込まれて散々な一日となった。

全文
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20081209-OHT1T00033.htm


前回出した数字から俗っぽく計算すると全体の勝利効率に比べて栗山は7倍近く高いコストパフォーマンスを誇る選手だったと評価できます。
単純に貢献度を見てもリーグの野手トップテンに入る。
長打率.450 出塁率.376 はマネー・ボール的に言って得点生産マシーンですもんね。
まぁ年俸体系についてこれといって思想があるわけじゃないんですが単純に良い選手が高く評価されてほしい気持ちはあります。それがチームの強化にも繋がるでしょうし。


野手総合評価

セイバーメトリクスのアレコレを用いて今年の野手の貢献を出してみました。
攻撃と守備総合的に、平均的な選手に比べて何点の利得をもたらしたかとか、何勝分の働きをしたかとか。
強引な面は多々ですが……こういう評価もあってもいいんじゃないかと。

野手総合評価(2008年度)

一応MVPに中島や村田を推した根拠はこれです。



BT

昨日、出先で本でも読みながら時間潰すかって機会があったので
週刊ベースボール・タイムズ33号「オリジナル表彰式」と増刊号「イヤーブック2008」を買ってみました。
何故か普段雑誌を読む気にならない人間なのでパラパラ立ち読み程度しかしたことがなく、本当はもっとアンテナ張りたいし応援もしなくちゃいけないのになぁと思って反省してますが。

で、今更ながらこの2冊を読む限りでの感想を言うと
個人的にはぶっちゃけ微妙です。
読んで面白くない本だとは思わないのですが従来の情報の「数字を持ち出して見てみた」から抜け出していないような気が。
無難な(一般に知られている)数字がメインになるのは仕方ないにしても、切り口に新鮮さを感じないのが残念。
(「日本は世界に比べ、異質な野球をしている」と言い切った増刊号の“脱日本野球論”、「先制点は0-0からの勝ち越し点に過ぎない」と言い切った33号“野球アナリストの視点”は光っていましたが、後者は特に同じ話が道作さんのサイトで見れます


数字の扱いに関しては質問したくなるようなところがいっぱいなのですが思い出すのだけ言うと
同一リーグ内で表彰を選ぶ際にRC27とOWPを並列して参考にするのは意味ないんじゃないかということと
守備の評価には失策数を重用していてここまでの連載でDERを出さなかったのだろうかというのと
広島の攻撃陣について打率がリーグトップなのに得点が5位だから作戦遂行力を云々……というのはどうなんだろうというのと(そもそもOPS・XRがリーグ最下位。何度でも言いますが大概のチームはわかりやすく打った分だけ点を取っています)
「外野への単打で走者が2つ以上の塁を陥れる割合」は定義がよくわからないこと、一塁→三塁と二塁→本塁をごっちゃに扱ってるなら走塁能力が同じでも迎えた局面の割合に数字が左右されます。アウトカウントでも相当違うはず。ちなみにこのデータから賞賛されている中日、リーグ平均の割合と比較してのエクストラベースは約10。ひとつあたりのRun Valueは0.5もないだろうと考えると影響は小さそうな……まぁよくわかりません。

ろくに読んでない上に未熟者の自分が色々偉そうに申し訳ない。期待・愛情の裏返しということでよろしくどうぞ。
それにしてもセとパでGO/AOが随分違うんですね。

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管理者:クロスケ

野球全般好きで、プロ野球をよく見ますが特定の球団のファンではありません。
セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

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