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主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

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楽天、新外国人ルイーズ獲得=プロ野球

楽天、新外国人ルイーズ獲得=プロ野球
2010/5/20 21:21 配信 時事通信
 楽天は20日、新外国人選手として米大リーグのブルージェイズに所属していたランディー・ルイーズ内野手(32)と契約を結ぶことで合意したと発表した。身長185センチ、体重112キロの右打者。2008年にツインズ、09年からブルージェイズで計68試合に出場して59安打、12本塁打、25打点、打率2割7分2厘の成績を残した。 



長打力があると思われるバッター。
去年までの実績で言えば、楽天は打線に出塁能力は備わっているチーム。それだけに長打力不足が惜しいところ。
打撃の内容から創出した得点数を導き出すRuns Createdの基本公式は「出塁率×長打率」で、これは同じだけの長打率の増加でも出塁率が高いほど得点の増加幅が大きいことを表しています(いつも塁を賑わしている打線と全然出塁しない打線にそれぞれ本塁打を足した場合どちらのほうがより得点が増えるかという単純な話)。従って多少トレードオフをしてでも長打力がしっかり伸びれば得点数は大きく増加することが期待できる。

いつも読んでくれている方は飽きてくるかもしれないので説明は省くものの、弱小チームが賭けに出るなら出塁系の選手を揃えるというのも戦略としてはアリですがちゃんと強いチームになりたいなら長打力もしっかり意識しておく必要があります。
しかも出塁系の打線は(得点力が同じでも)結果的に残塁とか併殺が多いスタイルになるのですが、これまでの様子から見るとそれも「出塁はできていることが多い」と前向きに捉えられるのではなく拙攻と後ろ向きに捉えられることが多いようなので、采配なども含めて余計なノイズを避ける意味では長打方面へ傾きを調整しておいたほうが無難。
今年ここまででチーム長打率は最下位。一部主力の成績が振るわないために出塁率も低いですが、そっちのほうはそれでもリーグで下から3番目です。(別にいいけどロッテのチーム出塁率.370にひいた)


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簡易打撃スタッツ周辺

あまり更新できていないので、小ネタ程度に少々。


基準として適当な打撃成績(500打数130安打50四球とか)を仮定します。
そして、そこに単打の打席をひとつ足すという数字的な操作を行うと、出塁率が.330から.331にとか、長打率も.400から.401へみたいな感じで上昇します。
これに対して統計的な研究から、増加すべき得点的価値とでもいうものはLWTSによる0.47です。
二塁打の打席を増やすというパターンを計算しても、出塁率は単打のときと同じように増え、長打率は単打のときよりも大きく上昇します。これに対して増えるべき価値は0.78です。
このようにして四球・単打・二塁打・三塁打・本塁打について出塁率・長打率の増加幅を計算していき、それらを説明変数、LWTSを目的変数として、重回帰分析すると
バランスとしてはだいたい出塁率を1.7倍加重しろという結果を得る、というのがTangotigerによるなぜGPAが機能するかのひとつの説明。


まぁ簡単に言うと、出塁率と長打率で打者の得点能力を評価するときには出塁率を1.7倍してあげるとLWTSによく近似できる(ことが統計的に確認できる)よというお話。
LWTSに対して、出塁率・長打率の増加幅から計算した近似LWTSは以下のようになります(手元計算の数字でTangoのとは違います)。

  LWTS  近似
BB 0.33  0.28
1B 0.47  0.47
2B 0.78  0.78
3B 1.09  1.09
HR 1.40  1.40
Out -0.25  -0.26

非常によく機能すると思いませんか。
もっと言えばTangoは係数が2でもLWTSの近似になることをTHE BOOKで簡潔に示していますし、そのことをいわば確認したのが以前の記事(OPSを超えて)です。
(NPBで算出されたLWTSを対象にすると実はちょっと違う数字になるんですが……それはまぁ置いておくとして)
そんなこんなで個人的には (2×出塁率+長打率)/4 は結構推奨できるスタッツだと考えております。

LWTSに近似できてしまえばこっちのもので、LWTS用の評価式をそのまま使うことができます。(2×出塁率+長打率)/4 の数字をAだとすれば

(A-X)×打席

の式のXに0.25を入れておけばBatting Runsが、0.22程度を入れればVORPが、0.15にすればRCが出てきます。当然Relativityに対応していないのであくまで目安ですが。

セイバーメトリクスの定義

セイバーメトリクス(SABRmetrics, Sabermetrics)とは、野球においてデータを統計学的見地から客観的に分析し、選手の評価や戦略を考える分析手法である。
(Wikipedia)



セイバーメトリクス 【sabermetrics】
野球データを統計的に分析し,選手の評価や戦略の立案などを行う手法の一。
(goo辞書)



結構色んなところにそう書いてあるので気になるのは私だけなのかもしれませんが
セイバーメトリクスが分析「手法」である、という言い方はなんかしっくり来ない感じがします。
個人的には野球の客観的・統計学的な研究(分析)、研究すること、というほうが落ち着く。


Sabermetrics is the analysis of baseball through objective evidence, especially baseball statistics that measure in-game activity rather than industry activity such as attendance.
(英語Wikipedia)



Sabermetrics is a term coined by Bill James, defined as "the search for objective knowledge about baseball". James' original definition was "the mathematical and statistical analysis of baseball records".
(tangotiger.net wiki)



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管理者:クロスケ

野球全般好きで、プロ野球をよく見ますが特定の球団のファンではありません。
セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

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