Baseball Concrete Blog

主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

セ遊撃手守備評価

今年は遊撃手の守備の結果をなんとなく集計しながら見ているので
4/30終了時点までの結果を一旦載せてみようかと思います。
以下で用いられる数字について、イニング数はスコアから推測したもので途中交代のあった場合に関しては現実との相違が生まれている可能性があること
その他いちいち手作業で記録したものなので細かい間違いがある可能性があることをご了承下さい。


・RFマイナーチェンジ版

RF(レンジファクター)といえば「(刺殺+補殺)×9/イニング」ですが
ちらほら指摘されるように、単純な(刺殺+補殺)ではどうも他力なアウトが入ったりしそうなので
各遊撃手が記録した「遊ゴ」「遊飛」とかをカウントして分子としてみました。
(nikkanのスコアから遊ゴ、遊飛、遊直、遊併など。併殺は1としてカウント)
この数え方は他所でも見られると思いますが、何か定着した呼び方とかあるんでしょうか。
変に名前をつけて他に微妙に違う式で同じ名前のものがあったりすると面倒なので「RF*」と表記することにします。
要するに9イニングあたりいくつ打球をアウトにしたかという意味の数字になりますね。

・奪アウト率マイナーチェンジ版

そして、日本プロ野球計量分析レポート&データ集という素晴らしいサイトがあるのですが
こちらで発表されているRFの改良案「奪アウト率」にも打球処理の数字は適用出来ますので
奪アウト率の考えを利用させて頂き、「奪アウト率*」として算出することにします。
なお分母となる「インフィールド打球の数」も選手ごとにカウントしていますので推計でなくそのまま使います。
分子が単純な打球の処理である以上分母もその機会でないと変な気はしますからね。
こちらは守備時にグラウンドに飛んだ打球のうち何パーセントを処理したかという意味になります。
RFに比べ投手の奪三振能力などに左右されません。

セ遊撃手4月時点守備成績


どちらの指標でも宮本と梵が抜けてますね。
名手と言われる井端がやけに低いのが気になりますが、まだ機会数が少ないこともあり誤差の範囲でしょうか。
坂本は「RF*」では低いものの「奪アウト率*」だと3位。10代にしては頑張っている気がします(だいたい10代の遊撃手だとどんなもんなのかというのを知りませんが)


・擬似ZR?

ZR(ゾーンレイティング)は物理的な観測から責任範囲内に飛んできた打球のうちどれだけを処理したかという守備指標で
MLBでは一般的に用いられているようですがNPBではそういったデータは公開されておらず個人レベルでの記録も(おそらく)無理です。
それでもなんとかそれっぽいものを出せないかと考え
劣悪な遊撃手が守っていれば横を抜かれてレフト前ヒットやセンター前ヒットが増えるだろう、逆に優秀な遊撃手が守っていればそれらは減るだろうという思考のもと
[左翼手への単打][中堅手への単打][遊撃内野安打][遊撃失策]を遊撃手責任の防衛失敗として
関与可能性のあった打球=遊ゴ、遊飛等処理打球+左安+中安+遊安+遊失 と定義。
それを分母としてそのうちいくらアウトにしたか、という式を作ってみました。
そもそも強引なのは自明なのでここでは細かい問題点には触れません。結果は以下のように。

擬似ZR?


やはり宮本と梵。
梵はともかく宮本って去年はかなりRFが低かった気がするのですが一年間このまま行くのでしょうか。
というか梵も生のRFだと6近い異様な値を出してますね。
やっぱり一年は見てみたいところ。記録するのに飽きてしまいそうですが……

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管理者:クロスケ

野球全般好きで、プロ野球をよく見ますが特定の球団のファンではありません。
セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

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