Baseball Concrete Blog

主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

楽天の守備は良くなっているのか

球団創設以来DER(インフィールド打球をアウトにする確率)が非常に低く、守備能力が懸念される楽天。
今シーズンここまでどうなってるのかちょっと見てみました。

DERをちょっと見方変えて以下の式を適用。

(安打-本塁打+失策)/(イニング×3-三振)

野手の獲得アウト毎の野手関与(可能性があった)防衛失敗数。
打撃結果以外のアウトも直接的に反映されることを除けば、DERとは機会で見るかアウトで見るかの違いだけ、だと思います。
なんでわざわざこっちにするかっていうと得点化とかやりやすそうなので。
得点化の係数は単打・二塁打・三塁打の内訳がわからないのでインフィールドヒット一律0.54、失策0.47を適用。
その後野手が獲得しなければならないアウト数あたりに換算。
投手でいうところの防御率や打撃指標でのRC27みたいになりますね。

まずは去年(2007)の結果から

DRA2007パ


一応呼称を決めなければならないけど横文字はわかりにくいかもと思って日本語で頑張ったらなんか堅苦しくなりましたかね。
【防衛数】が、そのチームが一年間平均的な投手陣の後ろを守った場合に平均的な守備陣が守るのに比べてセーブする許出塁数。数が多いほど優秀で、この場合の日ハムなら普通の守備陣と比べて186被出塁を減らすということ。
【防衛利得】はそれを得点換算したもの。
【実影響】は自軍投手陣の奪三振率を考慮したもの。ほとんど防衛利得と変わらないですが、例えば楽天とソフトバンクは奪三振率が高いので守備の影響が小さくなっています。
これらはあくまでもこの年の平均に対してのって値です。

で、楽天は平均に比べて100点、日ハムに比べて200点ぐらい劣ってたわけですね(あんまり計算してないんですがこんなに差が出るシーズンって他にあるんでしょうか?)
これが運なのか球場特性によるものなのか投手の特性によるものなのか守備能力の違いなのかはっきりしないという問題はありますが
この部分で差がついていたこと自体は間違いないわけです。
それで今年は…

DRA2008途中パ


成績は6/3時点。
なんとプラスになっている。
正直なところ、これを素直に全部守備能力の向上のおかげだとか思えはしないのですが
失策も少ないしとにかく楽天にとって昨年まで大きなマイナスだった部分が埋まっていることは確かです。
去年の時点でDIPSならすごく悪いわけじゃなかったし攻撃力は良いほうだったので
今年一番変わったのはこの辺なんじゃないかと思うんですよね。
これが運じゃなければもう「強いチーム」なんじゃないかという気すらしますが、シーズン終わるときにどうなってるか。

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管理者:クロスケ

野球全般好きで、プロ野球をよく見ますが特定の球団のファンではありません。
セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

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