Baseball Concrete Blog

主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

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気になったので

眠いけど寝る前にちょっと。
セ・リーグの守備イニング数も出てやっぱり気になります。


レンジファクターが扱われ始めて以来
東出の数値の高さっていうのはひとつ話題なところだと思います。
で、それが実力なのかどうかっていうことについては
広島の投手陣が奪三振が少ないから高く出るのだとか、土のグラウンドは打球の勢いが弱くなるのでアウトを稼ぎやすいとか、結構色々言われている気がします。
相方(?)の梵もまた妙に高いもんだから、そうなるんですかね。
でも数字の高低で実力を表すことがそもそも目的なのに違ったら違ったで「なんかあるんじゃ」となるのは困った話であって。

ひとまず奪三振のほうは、本当に論理的に正しいかは別として補正を試みることは簡単ですよね。RRFのように分母から除けばそれでいいじゃないかって話です(この補正を施しても東出・梵の数字は依然高い)。
気になるのは、土、つまり球場効果(パークファクター)のほう。
土のグラウンドのほうがアウトを獲りやすいっていうのは、言われてみればまぁありそうかなぁっていう感じです。
でもホームの試合数は所詮半分に満たないですし、他球団も一定数自分のホームに招かなきゃならないわけですから、現実に、実数としてそれほどの差が出るのかなぁとも。
東出・梵のRFが妙に高いということ以外その事実を予測させる根拠もあんまり知りませんし。

考えても埒明かないので打球のデータ採るみたいに調べてみました。
ちょっとかなり雑にやっちゃったんで信頼度の低い参考程度として見ていただきたいんですが
今シーズンの広島カープ全試合を追いまして
・広島市民球場における両チームの「二塁(遊撃)手打球処理/BIP」
・その他の球場における両チームの「二塁(遊撃)手打球処理/BIP」
これで一応パークファクターが出せるかなと。
結果は以下の通りです。

広島市民その他比率
二塁15.04%13.19%1.140
遊撃13.37%14.03%0.953
二塁手は確かにアウトが獲りやすいようだっていう結果なんですよね。看過できないレベルで。
でも遊撃のアウトは少ない。暫定で算出しているRRFではその中で梵がトップクラス……
投手や打者の要素って問題になるんでしょうかね。
あんま頭が働きません。


一塁・三塁も合わせて見ると、広島市民球場では

一塁手への打球は少ない
二塁手への打球は多い
遊撃手への打球は少ない
三塁手への打球はほぼ偏りなし

みたいな傾向になっています。
うーん……丁寧にやらないとダメですかね。


オマケで「HR/外野フライ」を利用した本塁打パークファクター。
9.22%/7.39%=1.274






寝起きで追記で訂正:
「今シーズンの広島カープ全試合を追いまして」と書きましたが、これは嘘でした。
正しくは交流戦を除く全試合です。すみません。
あとちょっと打球処理の数え方に関してもおかしかったかなと思うので
全守備位置についてBIPあたりの打球処理を出しなおしたのを一覧で。

守備位置広島市民その他 PF
投手5.14% 5.60%.917
捕手1.96% 1.58%1.242
一塁手5.46% 6.95%.785
二塁手14.16% 12.53%1.130
遊撃手12.58% 13.12%.959
三塁手9.66% 9.52%1.015
左翼手5.84% 5.91%.988
中堅手8.48% 7.66%1.107
右翼手6.71% 6.50%1.032
DER69.98% 69.37%1.009

あとそうだ、「土のグラウンドの影響」を話の争点にはしていてもここでのパークファクター=土のグラウンドの影響、とは限りませんので。念の為。
ゴロだけを対象にしていませんしね。
ただひとつ、ゴロ打球限定の打率を見ると
広島市民.282 その他.259
なんていう結果も出ています。
ここから考えると、広島市民球場でゴロが死にやすく処理しやすいという説は微妙かなと。
打率が高い反面内野ゴロに対する内野安打の数は少なく、打球が死にすぎて内野安打になっているってわけでもないようです。

ちなみに守備位置別の割合を合計すると遠まわしなDERとなるわけですが
特にBalls In Playをアウトにしやすい傾向(または逆)はないように見受けられます。



コメント

う。コレ、私が自分でやんなきゃ、と言って
やってないヤツだ。
 ありがとうございます。
ちなみに元データはどこで拾うんですか?
時間はどのくらい掛かりましたか?

yahooの試合結果をひたすらExcelに放り込んで集めました。
眠い中トランス状態でやっていたのでそこで間違いを犯していないかどうか…
あ、しかも交流戦を除いたデータであるってことを今思い出しました。記事を修正しなければ。
時間は数時間もかかっていないと思います。

私の方でもやっぱり広島の二塁遊撃外野は優秀であるという結果が出ましたね。
あと、少し前のエントリーに関してですが紺田工藤が高く出るのは仕方ないと思います。
多くの打球が外野まで飛んできており、比率でも多くの打球をアウトのカゴに入れており、BABIPが低いので、高く評価するしかないでしょう。
少しワリを食った森本が相対的に下がってるのが気になりますが。
大塚はGG賞の選考対象になるんでしょうがイニング数からするとちょっとどうかと…

そうそう、外野もすごいのですよね。
今年に関してはむしろ東出・梵より赤松の突出を話題にしなければならないところでしょうか。
日ハム外野陣の異様さに比べると、まだ目に優しいスタッツですが。
この前の評価方法は補正の仕方が両翼手に甘すぎたと気付いたので修正したんですがそれでも森本と工藤のPlus Playsが同程度です。
だからといって守備での貢献が同程度とみなすのは違和感ありますね。

なんだか逆に今年のGG賞が楽しみになってきました。

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セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

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