Baseball Concrete Blog

主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

打撃指標年度間相関(2008)

前もやった打者個人の「ある年の○○と翌年の○○の相関」。
2008年の結果も足してみました。サンプル数210。
相関係数だけでなく標準的な差も。

指標相関係数標準偏差
HR/AB.808 .014
SecA.766 .059
SO/AB.720 .040
SLG.698 .064
BB/PA'.676 .024
OPS.652 .089
HBP/PA'.618 .006
RC27.616 1.374
RC/PA.612 .028
OBP.531 .033
BA.350.031
BABIP.289 .036

相関係数はピアソンで、標準偏差はエクセルのSTDEV関数。
結果はほとんど前回やったのと変わらないです。
差を見ると、例えば打率が前年と比べて3分くらい落ち込んだりするのは覚悟しなければってところ。

ただ少し気になるのがプロ野球選手の年度ごとの成績はこの辺の範囲に落ち着くだろうって言える数字とは多分違うことなんですよね。
というのも300打席の足きりラインを設けているが故自動的に、成績が落ち込んだとしても300打席以上の起用に耐えうる程度のものしか拾われていませんから。
本当に急落しちゃった人とかが入っていず、そういう人ほど平均から離れていることになりますので実際はもうちょっと激しいかと。
まぁその手の例は打者は投手に比べると少ないような気はしますが。
そうだ、本当は自分なりの投手版もそのうちやりたいですけど。

ちなみに翌年の得点創出能力「RC/PA」との相関が強い前年の指標は、SLG,OPS,SecAといったものでした。
というかまぁ長打力系の指標がRC/PA自身を含め同じような相関係数で並んでいます。
別に得点創出能力を表すのがOPSと見ても同じことなんですけど、SecAに翌年の活躍を予言するみたいな特別な力はなさそうですね。ある年優秀だった者は翌年も優秀だろうというだけで。
一次的に入手可能なデータで選手の得点創出スキルを最も端的に表しているのはSLGであるようにも見えます。



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管理者:クロスケ

野球全般好きで、プロ野球をよく見ますが特定の球団のファンではありません。
セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

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