Baseball Concrete Blog

主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

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Base Runsによる打撃評価法、のひとつ

なんか最近書くことがなくなってきてしまっているので、年末にやりたいと思っている総合評価改良に関して少し食い気味に。


Base Runsという得点推定式があります。
その式に特定のチーム打撃成績を代入するとこのくらいの得点を記録しているだろうという数字を弾き出してくれるRCやXRみたいなやつ。
Base Runsは実際の得点数によく対応しており、式の組成に論理性も感じられ、個人的には(シミュレーションモデルなどを除けば)現状最も優れた得点推定式ではないかなと思っています。
(詳しくはサイトのコレとかコレで)

となると、打者の打撃成績を得点で評価するのにBase Runsを使えないか、と考えるのが自然の流れです。
それにはいくつかの方法が考えられます(Base Runsはそのままでは打者個人には使えません)。
今採用しようと考えているのは、Base Runsを多くのコンポーネントをカバーするような式にした上で進塁効果をNPBにアジャストした後個々のイベントの加重をひねり出すというもの(あぁ、カタカナ多くなってダメだな)。
まずある年のリーグの平均打撃成績にBase Runsを適用します。それからそこに本塁打を1本足して計算し、差分をとります。
これをやる意味は、Relativityに基づきあるリーグの話はある程度あるリーグ内で完結していく必要があるというところにあります。例えば全体の出塁率が高いリーグと低いリーグでは打席あたりの期待走者数が違うのでXRのように一律に1.44を加重するということはちょっと変なわけです。
Base Runsを使うと(プラスワンメソッドとか呼ばれるものでしょうか)XRとかよりは多少柔軟に、一応そのリーグに合ったイベントの価値が出てくるよね、という話になります。
もちろんBase Runsの内部で使っている係数自体がMLB由来のものだったり固まった加重を取り出してしまうことはある種積算式の特性を殺すことだったりするわけですが、それらのことは大きな問題ではないと言ってよいと考えています。その辺はサイトを読んでいただければわかるかと。言ってしまえばXRの係数とかもそんなに問題だとは思っていないんですけどね。

特定のリーグの、じゃあないですが例として1992~2008のチーム打撃成績で以上の計算を行うと各打撃イベントの加重は以下のように出ます。

1B0.461
2B0.751
3B1.032
HR1.402
BB0.301
IBB0.174
HBP0.327
SB0.193
CS-0.282
SH0.111
Out-0.092
SO-0.013

これをXRのように加重して得点創出とし、アウト数をベースにバッティングランズを算出することができます。
細かくやっていけば、リーグそれぞれの打撃事情に合った加重のバッティングランズが得られる……と自己満足レベルでは考えられます。
まぁMLV(これも紹介したほうがいいか)のようなことをやるのもいいかなと思っていて、これは結局採用しないことになるかもしれませんが。
なんかこう、もやもやが残らずスッキリできるものがありそうでないんですよねぇ。



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セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

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