Baseball Concrete Blog

主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

ダルビッシュ史上最強! 少ない失点記録が証明

せっかくなので(?)道作さんが協力された記事に丸のっかりしてなんか書いてみましょう。
まだ読んでいない方は、まずは下の記事を読んでみて下さい。


ダルビッシュ史上最強! 少ない失点記録が証明


いやぁ、すごいですねダルビッシュ。
歴史的な投手を目の前にしていると言われてもあまりにもいつも当たり前に抑えているのでかえって印象がなかったりする気もしますが。

このPitching Run(Pitching Runs、と言いたくなるけどダメなのか)というのは、記事にある通り
「同リーグの平均的な投手と比べてどれだけ失点を防いでいるか」を表す指標です。より野球規則に沿って言えば、失点ではなく自責点。

そして、ここでいう「同リーグの平均的な投手」というのは数理上のものです。
ちょっと計算してみましょう。
現在までで、パ・リーグ全体の投手成績では4464 2/3イニングで2036の自責点が記録されており
自責点と投球イニング数で割ると1イニングあたりの自責点が求められます。

2036/4464.67=0.456

この数字は登板した全ての投手の実績を含めた平均ですから、今年のパ・リーグの平均的な投手は1イニングに0.456の自責点を負う、というふうに考えられます。
そして平均的な投手がダルビッシュと同じ137イニングを投げたら0.456の137倍で62.48の自責点になります。
実際のダルビッシュの自責点は20。最終的に62.48と20の差分42.48が、リーグ平均の投手が同じイニング数を投げると仮定した場合に比べてダルビッシュが防いだ失点(自責点)というわけです。
記事の通りの結果が確認できました。

(あ、ちなみにPitching Runの数字、今後減ることはあり得ますよ。ダルビッシュが次のイニングに50点とか取られたらマイナスになってしまうっていうことは上記の計算からわかると思います。防御率が平均より悪い投手はマイナスの値がつきます)


これを、例えば1996年のセ・リーグの投手について算出する際には当然リーグ平均の数字は1996年セ・リーグのもので計算することになります。
そうすれば「斎藤雅樹とダルビッシュのどちらが良い球を投げたのか」なんていうことはわからないのですけれども
戦いを行っている対象のリーグの中でどれだけ利益を生み出したかという点は客観的に比較できるわけです。
こういうやり方がセイバーメトリクス的な歴史的評価のひとつの方法ですね。道作さんがサイトで詳しく解説されている傑出度というやつです。
「普通の」野球の指標にわざわざリーグ平均値を算出して比較するようなものはありませんけれども、なんとなく面白さは感じていただけるんじゃないかなぁと思います。



なんか書き方が、わかっている人には怒られちゃいそうな感じですが。
興味もってくれる人がいるかもしれないってせっかくの機会でしたので。


コメント

ううっ!
あのおかわり君の3ランさえなければ…

客観的な立場に立てば微妙な当りなんでしょうが
ファイターズファンから見ればウソくさいHRそのものっすよw

ここまで物凄く抑えちゃってる投手だと
マークシートでずっと同じ選択肢が続いて気持ちが悪いときみたいに
審判の側にバランス感覚が働いていたら面白いですね。
まぁ実際そんなことはなく、失礼な想像だろうとは思うのですが。

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管理者:クロスケ

野球全般好きで、プロ野球をよく見ますが特定の球団のファンではありません。
セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

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