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主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

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両翼も含めた外野守備指標

ちょっと用事から解放されて、懲りずに守備指標。この前までで中堅手だけやっていたので両翼も含めて守備の得点化の数字を出します。我慢できずに算出してみてるだけでこれもまだ速報値ですので悪しからず。


2009年セ・リーグ外野手 300イニング以上

左翼手イニング刺殺率刺殺得点 補殺得点守備得点
福地 寿樹941 .95026.8 0.6 27.4
和田 一浩1194 .8306.5 6.1 12.7
内川 聖一1112 .86112.9 -3.1 9.8
金本 知憲1249 .740-12.5 -2.2 -14.6
フィリップス526 .632-17.2 -0.2 -17.4
ラミレス1017 .655-27.4 -1.8 -29.2
中堅手イニング刺殺率刺殺得点 補殺得点守備得点
赤松 真人999 .97444.9 0.5 45.5
青木 宣親1170 .8205.8 2.1 8.0
平野 恵一327 .8402.9 1.4 4.3
鈴木 尚広447 .8171.8 0.5 2.3
藤井 淳志927 .8010.3 -1.5 -1.2
金城 龍彦629 .776-3.8 -0.2 -4.0
松本 哲也689 .764-6.1 1.3 -4.8
赤星 憲広710 .763-5.8 -1.9 -7.7
下園 辰哉347 .635-14.4 0.1 -14.3
右翼手イニング刺殺率刺殺得点 補殺得点守備得点
亀井 義行688 .94722.0 0.0 22.0
野本 圭369 .8241.9 -1.2 0.8
小池 正晃371 .794-0.5 0.4 -0.1
廣瀬 純319 .775-1.8 0.6 -1.1
桜井 広大560 .798-0.2 -1.2 -1.4
吉村 裕基1232 .796-1.1 -1.6 -2.7
天谷 宗一郎612 .779-2.9 -0.6 -3.5
ガイエル968 .748-11.3 4.9 -6.4
谷 佳知502 .641-17.4 0.9 -16.5


刺殺率は平均を.800としたゾーンレイティング風の数字で、守備得点が守備範囲と肩を含めた最終的な利得。平均的な守備者に比べてチームの失点をいくつ防いだか、です。
セはそれぞれの守備位置に一人ずつダントツの選手がいる様子。レフトはさすがにフィリップスとラミレスが悪すぎるか。ラミレスはBatting Runs 30だからほぼ帳消し、フィリップスは11程度なので損益マイナス。
センターはこの前書いたし触れづらいからスルーするとして、亀井はたかだか700イニング弱でよく頑張った。ガイエルが低いというのは初めてかもしれない。



2009年パ・リーグ外野手 300イニング以上

左翼手イニング刺殺率刺殺得点 補殺得点守備得点
森本 稀哲510 .95316.6 0.7 17.3
栗山 巧545 .8789.6 0.0 9.6
リンデン513 .790-1.2 -0.6 -1.8
大村 直之539 .757-4.8 1.8 -3.0
オーティズ498 .755-4.7 0.8 -3.9
大松 尚逸349 .735-5.5 0.7 -4.7
スレッジ415 .731-6.1 1.2 -4.9
竹原 直隆456 .722-8.6 -1.0 -9.6
中堅手イニング刺殺率刺殺得点 補殺得点守備得点
坂口 智隆1115 .8112.7 6.0 8.8
糸井 嘉男987 .8337.7 0.5 8.2
長谷川 勇也1053 .8174.2 -2.7 1.5
栗山 巧684 .790-1.6 -0.2 -1.8
鉄平1092 .787-3.5 0.4 -3.1
早川 大輔372 .753-4.7 -0.6 -5.3
サブロー615 .737-10.4 -0.9 -11.3
右翼手イニング刺殺率刺殺得点 補殺得点守備得点
稲葉 篤紀984 .87215.0 0.0 15.0
下山 真二502 .8606.2 -0.8 5.4
小瀬 浩之324 .8775.1 -0.8 4.4
多村 仁志526 .8111.2 0.0 1.2
中村 真人382 .792-0.7 -0.8 -1.5
大松 尚逸712 .738-10.6 2.2 -8.3
G.G.佐藤971 .709-19.9 -1.1 -21.0

稲葉の安定感は尋常じゃないですねぇ。サイトでは2005年から集計してますけど、稲葉の守備得点はこの5年間で16.2 22.1 15.2 10.8 15.0と推移している。少なくとも10点以上の利得をチームに与え続けるとは、相当な名手ということになります。同じ日ハムでもスレッジとか低い選手は低いし森本とかにしたって浮き沈みがあるのに。
栗山は左翼と中堅で同じくらい出ているわけですが、左翼・中堅・右翼ごとの刺殺補殺データが手に入らない中算出しているものなので、左翼手としては過大評価されていて中堅手としては過小評価されている可能性が高いです。



コメント

選手の守備指標の数値はどの程度で十分に収束しますか?
数シーズン程度?

「十分に収束」ということの意味によりますが
今回やった外野手について選手の守備の実力を母集団、結果的に記録された守備成績を標本としてどの程度のサンプル数を確保すればサンプリング変動が排除できるのかという意味だとすれば
とりあえずはフル出場3年分くらいが目安になるのではないかと思います。
残念ながらそのくらいのサンプル数でも±10点程度の誤差があっても不思議とは言えない(ただしそうなる確率は高くない)のですが
サンプル数を重ねるほどに信頼区間の縮まり方は逓減していきますのでそれ以上集めようとすることの効果は薄いです。

プラスマイナスも UZRも ZR系ですが +とか-の数値は これ得失点の数値と理解してもいいでしょうか?

UZRはわかるのですが プラスマイナスの数値もあの数値は得失点なのでしょうか?

クロスケさんは統計学もかなり学ばれているのでしょうね

まもなくプラスマイナス 発表でしょうかね?



>王さん

仰るようにUZRはわかりやすくて、ほぼ常に平均的な守備者が守る場合に比べてどれだけ失点を防いだかという「得失点」で表されます。
-10なら、平均に比べて10点多く失った(チームの失点を増やした)ということです。

しかしプラスマイナスシステムの数字は去年の段階まで「得失点」ではなく「アウト獲得数(打球処理数)」しか出ておらず
それを「得失点」に換算した数字が出てきたのは今年からです。
ですのでプラスマイナスシステムのほうは得失点もアウト獲得数も両方出回っていてどちらかを判断するには説明を読むしかありません。
今後出てくる数字は多分得失点が基本になるのではないかと思いますが、確証は持てませんし、いずれにせよあらゆる指標は説明を読んだ上で利用すべきですよね。
"plays"か"runs"か必ずどこかに説明があると思いますよ。

ちなみに私は統計学は少しずつ勉強していますが基本的なことしか知りません(^^;

First Base – Albert Pujols, St. Louis
Second Base – Aaron Hill, Toronto
Third Base – Ryan Zimmerman, Washington
Shortstop – Jack Wilson, Pittsburgh and Seattle
Left Field – Carl Crawford, Tampa Bay
Center Field – Franklin Gutierrez, Seattle
Right Field – Ichiro Suzuki, Seattle
Catcher – Yadier Molina, St. Louis
Pitcher – Mark Buehrle, Chicago

これがプラスマイナスで選出するメジャー全体のGGですよね?

ランキングも 出ていますか?
イチローが選ばれていますね

>王さん

2009年のFielding Bible Awardsはそうなっているようですね。ただこれは10人の解析家による投票であってプラスマイナスシステムの順位そのままというわけではないはずです。プラスマイナスシステムの詳しい結果がどこで得られるのかはよく知りません。

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セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

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