Baseball Concrete Blog

主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

三塁と一塁

ちょっと変なことに気付いた。というか、ちゃんと数字を追っていた人は既に気付いていたかもしれないけれど。

当方オリジナルの守備評価について内野手の分を整理していて、ホセ・フェルナンデスの数字が、一塁と三塁で明らかに異なるなぁと思ったのです。

フェルナンデス・一塁・三塁
年度2005 2006 2007 2008 2009
一塁3 8 10 14 1
三塁0 -3 -14 -5 -5

数字は平均的な守備者が守る場合に比べて防いだ失点の評価で、マイナスがついていなければ平均以上の守備という意味。
一塁では明らかな名手である一方、三塁手としては粗悪。フェルナンデスは世間的な評価とセイバーメトリクス的な評価が食い違う守備者として知られていましたが、少なくともその問題について語るときには「一塁手として相対的にどうか」と「三塁手として相対的にどうか」は分けて扱う必要があるようです(ただし、morithyさんのサイトによれば私が指標を算出していない2004年以前ではフェルナンデスの三塁守備が良かったということも示されているのですが)。

福浦なんかも指標としては上手い一塁手と言えますが

福浦・一塁
年度2005 2006 2007 2008 2009
一塁-7 2 9 6 3

数字的にはフェルナンデスのほうがさらに優れているように見える。


これは結局「三塁守備のほうが一塁守備より難しい(だとかライバルのレベルが高いだとか)」ということなのかと、同じように三塁と一塁を両方守る選手として思いついた小笠原(巨人)の数字を見てみると

小笠原・一塁・三塁
年度2005 2006 2007 2008 2009
一塁--0 0 10 -6
三塁-1 0 5 -8 -3

あまりはっきりとそういうことは出ていない。まぁ全体としては一塁のスコアのほうがいいので基本的には一塁を守ることのほうが容易い、他の一塁手に比べれば上手くいく、と見てもいいのかもしれませんが特に小笠原の場合故障なんかも絡んでいるのでなんとも言えないのかも。
ちゃんとまとめたわけではないですけど二塁手・遊撃手の間なんかで見ると「上手いやつはどっちでも上手い」ような数字が出ている傾向があるように思います。この辺詰めれば守備位置別難易度なんて出せそうですがサンプル数がなかなか。


コメント

一塁は発表されているスタッツがもっと簡単に
3→3アウトと3→1アウトの区別がつくようになっていると
我々としてもやりやすいんですけどねえ。

当方としては小谷野の三塁守備が改善したらしいのが一番のニュースなんですが
小笠原って前から意外と悪くありませんよね。

>道作さん

morithyさんも相当骨を折られている部分ですもんね、刺殺と補殺の対応。
小笠原は長打と出塁が理想的に掛け合わさる得点生産マシーンであるのに加えて
守備では派手さはないけど余計な失点を許さず総合的にはチームに利得をもたらすっていう
ある意味ではすごくセイバーメトリクス的なプレーヤーですね。

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セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

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