Baseball Concrete Blog

主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

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2009年度総合評価

2009年度 Total Win

オリジナルの総合評価指標であるTotal Winによるランキング。投手、アベレージヒッター、パワーヒッター、守備で活躍する選手、特段秀でた能力がなくても地道に仕事をする選手……等が一挙に比較されるのが醍醐味となっています。個人的にはこだわりの指標で、シーズン中からこれのために色々な研究をしてきたりと労力も割いているわけです。

昨年に比べればだいぶマシになったと思っているものの、まだまだ疑問点や改善の余地がたくさんあるのは事実。なにより算出のまとめと説明の作業を一回の土日で片付けようと考えたのが間違いで、かといって作業を残すとまた週明けてから気になって日常に差し障るし、とりあえず説明のほうはやや投げやりのまま。
まぁ、少しずつ育てていくと考えることにしましょう。自分なりの「セイバーメトリクスの評価」を最終的には一本の論文にまとめるようなことができたら素敵だなと考えているのですが、現状ではいろんなことが中途半端。
MLBのほうの研究では細かい数字よりも「選手の価値ってなんなんだ?」というちょっと哲学的な部分が改めて掘り返されているような感もあり、その辺にも真似して多少ついていければと思ったのですが、いかに普段怠けているかということもよくわかったし。


コメント

サイト開設1周年おめでとうございます。
今年度総合評価、すごいですねこれ。
方法論もさることながら、複数の守備位置をまたがっている選手とかを考えると
作業量も私など気が遠くなってしまいそうです。

評価結果を見てみると、守備で飯を食っている選手って結構多いんだなあって気がしました。
DHは当然として、守備実績がないってことで投手評価も結構厳しくなってしまうんですねえ。
外野手なのに守備分の得点だけで上位に入ってしまう人がいるのはまあ、予想はしていましたが。

>Sibierskiさん

ご覧下さりありがとうございます。
Excelの関数を少しずつ覚えたりして、算出は多少ラクにはなりましたw

投手が思った以上に数字が低いなというのは確かに思いました。
この辺評価方法に改善の余地もあるでしょうが
守備の大切さを訴えながらも最優秀防御率なんかを完全に投手の賞にしてきたような主観の側の問題も多少ある気がします。
攻撃と守りは表裏一体で多少の議論の余地があれど重要度1対1のものだと思っていますから
守備で守りの一部の貢献を受け取る野手全体への貢献のシェアはどうしても投手へのそれより大きくなり、投手と野手が同等っていうのは少なくとも変で。
並列するのがナンセンスですって言われればそれまでなんでしょうが研究するうちに面白い表し方が見つからないとも限らないですからねぇ。

 お疲れ様です.亀井の総合力の高さや金子誠の守備力のぶっちぎりっぷり,ブランコの守備の,攻撃力を帳消しにしてるかも知れないくらいのやばさについて認識を共有でき,ありがたいことです.

 ただ,亀井の数値の高さはそれとして,私がMVPの投票権を持っていたとしたら,やはり阿部慎之介に1票入れたいところです.リーダーシップとか今年のみならず過去数年分の貢献度を考えると.


 数字をいじっている限りの感想ですが,総合評価で投手が野手を上回るのはやはり至難かと.野手の規定打席程度に試合出場している投手はほんの一握りですし.あと投手が打者を抑える打席のほうが出塁される打席よりはるかに多い分,野手のほうが傑出しやすいのは,ある意味当然なんですよね.

 投手の能力を高く評価したいのであれば,今のところはリプレイスメントレベルからの傑出度測定が一番ありかなとは思います.

 

>morithyさん

お互いの評価を並べて比較なんていうこともそのうちやってみたい気がしますね。

>ブランコの守備の,攻撃力を帳消しにしてるかも知れないくらいのやばさ

言われて気付きましたが、当方のAbove Average評価で守備位置のバリューも含めて考えると
打撃+3.8に対して守備-3.7とほぼチャラですね。もっと完全にチャラなのは打撃+3.9守備-3.9のラミレスですが。
攻撃的守備位置にしても度がある、ということでしょうか。

>私がMVPの投票権を持っていたとしたら,やはり阿部慎之介に1票入れたいところです

確かにどちらかと言われれば私でもそうします。

>投手の能力を高く評価したいのであれば,今のところはリプレイスメントレベルからの傑出度測定が一番ありかなとは思います.

そうかもしれませんね。
いずれにせよ日本版「投手のリプレイスメントレベルとは」の研究はそのうちできればいいなと思っています。

面白く拝見させていただきました。
考え方の基本としてはこの形はいったんこれで完成形ですね。
係数や守備位置的バリューの調整は来年以後あるにしても。

ちょっと変な事を考えたのですが、ラミレスが左翼に居るときの右翼手ってRFが不思議にハネ上がるシーズンがありませんかね?
今ガイエルを思い出してるわけなんですけどね。
2人で3/4を守るというか、左中間を中堅が、右中間を右翼がカバーするような形になっているのかなあ。
スタッツで妙に中堅が振るわず、間の打球は中堅が捕るみたいな約束事が
中堅(左中間)右翼(右中間)の2人に適用されているような。
例えば晩年の張本が居る時のチームがどうだったのかなんて、ちょっと確認してみようかな。

>道作さん

>考え方の基本としてはこの形はいったんこれで完成形ですね。
>係数や守備位置的バリューの調整は来年以後あるにしても。

そのように言って頂ける程度には他の人から見ても体系として形を成しているということで、よかったです。
係数は本来常に調整せざるを得ないわけですが、そのやり方をどう方法論として定めるかは悩ましいところで。

>ちょっと変な事を考えたのですが、ラミレスが左翼に居るときの右翼手ってRFが不思議にハネ上がるシーズンがありませんかね?

個別で見ると守備指標は全体的に変動が大きいっていうこともあって
ラミレスに対しては特に意識していませんでした。
赤松の守備範囲のことも最近のトピックですし、研究できたら面白いですねぇ。
基本的にはラミレスが左翼を守っている場合とそうでない場合について出来る限り左翼手以外の要素を標準化して比較、ということになるんでしょうが
まずはサンプル数の整った守備指標が必要条件ですか。

イチローマニアが内野安打よりもシングルの方が得点係数が高いと申してました。

しかし問題はサンプルがイチローに限られている点が第一。更にふつうの理屈で考えれば

ノーアウトランナーなしなら

内野安打は一塁ランナーが三塁へ進むことはほぼないが(四死球なら絶対ないので得点係数が低いのは当然) ライト前のシングルなら確率としては三塁へ進塁するのは高くなる。

ランナーが二塁でも同様で 内野安打で帰ってくることはほとんどないが シングルならある。

ふつうの理屈で考えれば 内野安打よりもシングルの方が得点係数は高くなるのが道理ではないでしょうか?


どう思われるでしょうか

>内野安打よりもシングルの方が得点係数が高い

とは一概には言えない可能性があるようです。


参考までに

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/rahmian/article/1086#extended

それは読んでいます。

仰るように
打者走者が一塁まで出ることは変わらない上で
内野手に処理される単打より外野まで届く単打のほうが一般に野手が捕球するまでの時間が長くベースからの距離も遠いことから塁上の走者が進塁しやすく
単打一般より内野安打のほうが得点価値が低いと思われます。

回帰分析は合理性の高い手法ですが相関性の問題ですからそれと因果は必ずしも一致はないもので
特定のイベントのバリュー算定に使うのはなかなか難易度の高いものだと思います。
XRなんかは上手く機能しますが結局回帰そのままの値じゃダメだって認めて修正されているものですし。

イベントの得点価値は通常、どれだけ得点の上昇に寄与したかということで
これはすなわち平均的にどれだけ得点期待値を上昇させたかという問題に言い換えられます。
そして、回帰ではなく直接得点期待値の変動を測定しておられるのがNaranja氏です。
http://baseballsns.jp/member/18886/diary/142411/
上記の記事によれば内野が処理した単打は単打全体に比べて得点価値が低いということです。

同じように三塁ゴロと二塁ゴロ、レフト前安打とライト前安打、レフトフライとライトフライ…などもごく微量かもしれませんが得点価値に差がありそうに思いますがどうですかね?
打球の左右も打者によって特徴が出そうなので長年積み重なると影響がありそうな気がします。

私もあると思います。
打者が失策によらずどの塁に出たか、というところに注目して安打を記録していくのはひとつの分類方法(切り取り方、とでも表現できるでしょうか)であって
野球の世界で起きていることはさまざまですから別の分類方法があってもいいと思います。
安打っていう数え方自体、どこかの時点で誰かが「これがいい」と思って作ったものに過ぎませんから、そういう意味で言うと打率もOPSも何ら変わらないわけですね。違うのは統計的な合理性。
個人的にはセイバーメトリクスはそういう話に立ち返った仕事をすべきだと思っていて考えさせられるところは多いのですが表現するのが案外難しいのが悩ましいところで。

イチローマニアのバイアスには私も驚かされました。内野安打の方が高いと言って憚らない。むしろ 話が レフト前よりもライト前の方がやや高いなどという方向へ話が進化する ここに感心しています。

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セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

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