Baseball Concrete Blog

主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

あなたはいつ、いかにしてセイバー・ゾンビになりましたか?


話題の出典:Turning children into saberists (The Book Blog)

自分のことを思い出してみると、セイバーメトリクスにのめりこんだ動機は意外とはっきり覚えていない感じがします。
セイバーメトリクスが面白いと思った「これ!」という瞬間はあったようななかったような。

そもそものキッカケとしては多分、何かの機会にネットで道作さんやmorithyさんのサイトに出会って、そこで交流されている方々のブログ等を含め興味深く読んだというところだったと思います。
正直、はじめはセイバーメトリクスに批判を加えるというつもりが強かったというか、今よりさらにガキだったため「俺のほうが説得力があって面白い数字を出せる」ぐらいのつもりで数字いじりをやりはじめ、勉強していくうちにどうやら先達のやっていることはそんな甘いもんじゃないらしいということで次々に自分の反論に反論する形で少しずつセイバーメトリクスのすごさを実感し、ハマっていきました。
(おそらく当時の自分を今から見たら「あぁ、こいつちょっとかじった程度でわかったような批評してんなぁ」と思うことでしょう。まぁ、今との違いも程度の差に過ぎないと言ってしまえばそれまでですが)
OPSの適当さに首をかしげ、同じような簡易指標でもっと意味が明快で得点との相関が高まるものが作れないかという試みなんかでは50コくらいは指標を作ってみたような気がします。今ではその無意味さ・馬鹿馬鹿しさを知りました。
『マネー・ボール』を読んだのはわりとしっかりとハマってからのことです。

元々数字を使った分析の類が好きだったかというと、文系ですし別にそういうわけではありませんでした。
ただし中学生ぐらいの頃に野球ゲームにおける選手のパラメーター("パワー"とか"走力"とか何段階かで数値評価されているもの)に対して重要な項目は2倍とか重みをつけて合計し「この選手の総合能力は○点だな」なんて計算したり、架空の選手の年度別成績(期待の新人として入団し1年目から活躍、当初は走力と長打力が売りだったが徐々にアベレージヒッターにモデルチェンジし、10年目に念願の首位打者を獲得……という選手がいたら面白いな、みたいな謎の妄想に基づく)をノートに書いて遊んだりしていた覚えはあります。
そういう意味では数字遊びそのものは元々好きだったのかもしれません。野球の数字の妙な魅力には惹かれていたというか。

ちなみにプレー経験は中学でちょっとあるだけでほとんど語るようなものではないんですが、ストライクの見逃しが厳禁で見逃し三振なんてしようものなら目も合わせてもらえない空気の中、「自分はただでさえ打撃が下手なのにボール球に手なんか出そうものならうまく当てるのが難しくてヒットになるわけがない。だからボールは振りたくない」と思い振っていくことには消極的で周囲の雰囲気に馴染めなかったことは覚えています。
その点は唯一自分のセイバー的だった点かもしれません(もちろんマネー・ボールに出てきたハッテバーグとかと同じように語るのはちゃんちゃらおかしいことは承知ですが。ちなみに唯一得意だったプレーはバントで、その点は思いっきり非セイバー的でした)。

というわけでまぁこんなの書いて誰が得するんだという記事になってしまいました。
いや、他のセイバー好きの方がどういうふうにハマっていったのか結構知りたいので自分は書いてみたというところはあるんですけど。
結局はまだ少しは仲間が増えてくれたらいいなぁということです。


コメント

はじめまして。
私は一応現役で(草野球ですが)セイバーを全く扱いきれておらず、皆さんのサイトを眺めて楽しんでいるだけで、ハマったのもついここ2・3年です。
きっかけは古本屋でマネーボールを購入したことで、たまたま家にあった自分の学生時代の打撃成績を見て「お~オレのIsoDぶっちぎりトップやん!!」となってから病みつきになりました。
以降は、自チームになんとか導入出来ないものかと苦心しており、説明が悪いのか未だに周囲に理解を得るには至ってません。
今後も更新楽しみにしてます。

sakomaruさん、はじめまして。
道作さんの掲示板に投稿されていましたよね。脇から拝見して面白かったです。よろしくお願いします。

>きっかけは古本屋でマネーボールを購入したことで、たまたま家にあった自分の学生時代の打撃成績を見て「お~オレのIsoDぶっちぎりトップやん!!」となってから病みつきになりました。

このお話なんだかいいですね。他の方のお話を聞けて記事にした甲斐がありました。『マネー・ボール』はやっぱり力のある書物ですよね。
それにしても自チームに導入とは、非常にアグレッシブですね。周囲の野球をやっている人間の理解を得るというのは至難の技だと思います。軽い野球談義のレベルですら「誰々は確かに打率はそんなに高くないけど、フォアボールに注目すると……」なんて話は違和感あるかと。
嫌な人は嫌で結構なので少しは状況が変わってくれると面白いですね。

ハマったきっかけはあるメジャーリーグ大好きな知人さんから言われた一言
「1番から9番まで同一の打者で並べた場合、メジャーで一番得点を稼ぐのはマニーラミレスという結果が出ているよ」
僕にとってこの一言がスタートになりました

そこからハマって「THE BOOK」を読みふけったりして
のめりこんで行きましたよ~

こんにちは。Baseball Labと合わせて、コメントありがとうございます。
またひとつお話が聞けて嬉しいです。

>「1番から9番まで同一の打者で並べた場合、メジャーで一番得点を稼ぐのはマニーラミレスという結果が出ているよ」
>僕にとってこの一言がスタートになりました

RC27ですね。ああいう一見不思議な数字が出てくるというのもセイバーメトリクスの面白いところだと思います。わけわからんと言われがちですがRC27結構好きです。
THE BOOKもいいですよね。ああいうのの日本語訳とか出たら面白いだろうなと思います。

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管理者:クロスケ

野球全般好きで、プロ野球をよく見ますが特定の球団のファンではありません。
セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

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