Baseball Concrete Blog

主にプロ野球について、セイバーメトリクス的な考えを交えながら好きなことを書いています。

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数字的成績予測へのスタンス(byビル・ジェイムズ)

最近、サイトの更新が出来ておらず、気にして下さっている方がいたらすみません。
守備指標なんかは更新したいんですが、なかなかちょうどいいタイミングが見つけられず。
セイバーメトリクスの活動自体は、やっています。

さて、今のようなオフシーズンは、直近のシーズンの振り返りや来年のシーズンに向けての予想の話題が盛り上がる時期です。
日本ではまだあまり馴染みがないですが、米国ではセイバーメトリクスによって翌年の選手の成績を予測すること(プロジェクション)が非常に活発に行なわれております。

セイバーメトリクスの大家であるビル・ジェイムズももちろんプロジェクションを行なっている一人ですが、そのジェイムズのプロジェクションに関するスタンスがトム・タンゴのブログに紹介されていて面白かったので紹介を。

How seriously should we take the forecasting systems? (THE BOOK BLOG)

そんなんでいいのかよ、と突っ込まれてしまいそうですが、ジェイムズはプロジェクションをただ楽しむためのもので、何ら科学的な妥当性のあるものじゃない、としています。だから本来公表するようなものではないけど、受け手がその価値に応じて扱ってくれればいいだけの話ではないかと。

タンゴも「ビューティフル」と書いていますが、私としてもジェイムズのこの言い放ちっぷりは気持ちがいいものを感じます。もちろんこれは、プロジェクションシステムの開発者(ジェイムズやタンゴその他)が、根拠もなく適当に数字遊びをしているだけという意味ではありません。きちんと統計的な根拠を踏まえて筋道の通った算出をしても、不確実な未来の予測には所詮限界があるということです。だから無闇に数字を崇め奉るのではなくて、その有効性に応じて扱っておく。そういう姿勢が大切なのではないかと。

当たる当たらないというよりも「データの傾向から順当に行けばこういう成績の予測になると計算される」という事実自体をそれとしておさえておくこと(そしてそれをどう解釈し、扱うか)に意味があるのではないかと個人的には思います。

プロジェクションの手法を開発する側としては「完璧な未来予測なんて無理なんだから」ということを言い訳にせず日々精度の改善に努めるべき、というのは当然の前提としての話ですが。

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管理者:クロスケ

野球全般好きで、プロ野球をよく見ますが特定の球団のファンではありません。
セイバーメトリクス(野球の統計的分析)の話題が多く、馴染みのない方にはわかりにくい内容があるかもしれませんがサイトに体系的にまとめています。

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